女性も仕事をして、男性並みに収入を得ることを望む夫。
子育ても夫の役割であると譲らない妻。
夫婦で互いの役割を正確に認識し、それを果たさないと、予期せぬことから夫婦喧嘩が勃発することがあります。
今回は、結婚生活における夫と妻が果たすべき役割はなんなのか、調査しました。
さっそく見ていきましょう。
■結婚生活において「夫」が果たすべき役割とは?
『結婚生活において、夫(男性)が果たすべき役割だと思いますか?』というアンケート調査で、8割以上の男女が「これは夫が果たすべき」と回答したのは、「働いて収入を得る(家計を支える)」「家庭内の力仕事をこなす(例:重い荷物を持つなど)」「防犯」「妻の話し相手」でした。
夫の役割をこなすには、しっかりと仕事をしたうえで、家庭内の力仕事もこなし、防犯に努め、妻の話し相手をする、そんなスーパーマンのような気力・体力が必須かもしれません。
その他には
・果たすべき役割というのは性別を問わないと思う。
(35歳/男性/事務系専門職)
という、男女平等な今の社会を象徴するご意見があったり、
・男女で分けて考えるというよりは、個々の事情(仕事や得意不得意)などで譲歩したり協力したりすべきだと思う。
(26歳/女性/販売職)
・亭主関白でいいから頼りになる存在でいてほしい。
(27歳/女性/事務系専門職)
なんてご意見もありました。
■結婚生活において「妻」が果たすべき役割とは?
一方、『結婚生活において、妻(女性)が果たすべき役割だと思いますか?』というアンケート調査をしたところ、8割以上の男女が「子育てをすること」であると回答しています。
次点以降、僅差で、「夫の話し相手」「炊事・洗濯をする」「家計の管理」「両親・義理の両親の相手」という結果になっています(いずれも約7割の方が妻の役割として回答)。
その他の回答は
・出産については女性しか出来ないので、それはしっかりとやらなければならないと思う。
(27歳/女性/営業職)
・やれる方がやればいいこと。
どちらが果たすべきというものではない。
(33歳/男性/その他)
・いっしょに役目を話し合って決めたい。
(24歳/女性/専門職)
などのように、夫の項と同じく、男女平等社会を象徴したような意見も散見されました。
総じて、働いて収入を得るのは夫の役割で、家庭を守るのは妻の役目であると考えている男女が多いものの、、得意なことを得意なほうがやればいいという男女平等派のご意見も目立っていました。
印象深いのは、「パートナーの話を聞く」という役割について。
男女(夫婦)ともに「あなたの役割でしょう」と考えている人が多く、お互い聞き上手であることが夫婦円満の秘訣と言えるのかもしれません。
文・ひとみしょう(エスタイル+深沢アトリエ)
調査時期:2013年3月15日〜3月16日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性248名 女性252名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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