米アリゾナ州マリコパ郡で、4歳にして16.3kgという巨体になってしまった一匹の短毛雑種猫。2リットル入りのペットボトルが8本分と考えるとかなりの重さで、ほんの数歩あるくだけで疲れて寝てしまうという悪循環に陥っている。画像は郡の動物保護施設である「Maricopa County Animal Care and Control(以下MCACC)」が公開したそのネコの写真。名前は皮肉なことに“ミートボール”というそうだ。
このままその飼い主の元で過ごしていたら、間違いなく早死にするであろうミートボール。このネコを診察した獣医は、体長から考えると5.5kgが理想の体重であるのに対してミートボールはその約3倍の16.3kgもあることから、動物保護施設における健康管理が必要と判断。こうしてミートボールはMCACCに預けられ、間もなく「Companion Pet Clinic」というクリニックでダイエットに取り組むという。