「第3回将棋電王戦」第1局はソフト先勝、菅井五段「あまりいいところがなかった」

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2014年03月15日 21:41  マイナビニュース

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5人のプロ将棋棋士がコンピュータ将棋ソフトと団体戦で戦う「第3回将棋電王戦」の第1局・菅井竜也五段 対 習甦の対局が15日、東京・有明コロシアムで行われた。


第1局は、15日20時20分、「将棋電王トーナメント」5位の将棋ソフト・習甦が菅井五段に勝利し、全5局のうち、まずソフト側が先勝をあげた形となった。手数は98手で、消費時間は菅井五段が4時間38分(残り22分)、習甦が4時間1分(残り59分)。


終局後の会見で菅井五段は「あまりいいところがなかったように思う。中終盤うまく指された。(第2局以降の棋士へ)自分の力を精いっぱい発揮してもらいたいと思う」と肩を落とし、習甦の開発者・竹内章氏は「素直にうれしい」と胸を張った。


4月12日まで開催される「第3回将棋電王戦」は、「将棋電王トーナメント」上位5つのソフトと、現役のプロ棋士5人による団体戦。持ち時間は人間側、コンピュータ側ともに5時間となる。「第2回将棋電王戦」とのルールの変更点は、「持ち時間が各5時間(チェスクロック方式)」「ソフト側の統一ハード(コンピュータ)の使用」「ソフトの事前提供」の3つ。また、対局におけるソフト側の指し手には、デンソーの子会社であるデンソーウェーブのロボットアーム「電王手くん」が導入され、ロボットアームと棋士が向かい合う形での対局となった。


第2局・佐藤紳哉六段 対 やねうら王は、3月22日に東京・両国国技館で行われる。



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