3年以内離職率が高い業種、高卒・大卒とも「宿泊・飲食サービス」

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2015年11月05日 07:31  マイナビニュース

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厚生労働省はこのほど、平成24年3月に卒業した新規学卒者の卒業後3年以内の離職状況について公表を行った。


○卒業後3年以内離職率、大学は32.3%、高校は40.0%


今回、事業所からハローワークに対して、雇用保険の加入届が提出された新規被保険者資格取得者の生年月日、資格取得加入日など、資格取得理由から学歴ごとに新規学校卒業者と推定される就職者数を算出した。さらにその離職日から離職者数・離職率を割り出している。


新規学卒者の卒業後3年以内離職率は、大学は32.3%で前年と比べ0.1ポイント減少した。短大等は41.5%で、前年より0.3ポイント増えている。高校は40.0%(前年比0.4ポイント増)、中学は65.3%(同0.5ポイント増)だった。


事業所規模別に卒業後3年以内の離職率を見ると、大学・高校とも「5人未満」の離職率が最も多かった(大学59.6%、高校68.4%)。次いで「5〜29人 」「30〜99人」「100〜499人」「500〜999人」「1,000人以上」となっており、規模が大きいほど離職率が少なくなる傾向にある。


卒業後3年以内離職率のうち、離職率の高い業種を調べたところ、大学では「宿泊業・飲食サービス業」が53.2%(前年比0.9ポイント増)で最も多かった。次いで「生活関連サービス業・娯楽業」が48.2%(同0.4ポイント減)、「教育・学習支援業」が47.6%(同0.9ポイント減)、「サービス業(他に分類されないもの)」が39.1%(同0.9ポイント増)となっている。


高校でも「宿泊業・飲食サービス業」(66.2%)が最も多かったが、前年より0.7ポイント減少している。次いで「生活関連サービス業・娯楽業」が61.1%(同1.5ポイント減)、「教育・学習支援業」が59.8%(同5.9ポイント減) 、「小売業」が51.9%(同1.4ポイント減) 、「建設業」が50.0%(同1.5ポイント増)だった。


(フォルサ)



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