【アニメ漫画キャラの魅力】物語の脇を固めるいぶし銀「クロコダイン」の魅力『DRAGON QUEST-ダイの大冒険-』

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2015年11月26日 09:20  キャラペディア

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人気作『DRAGON QUEST-ダイの大冒険-』において、「ハドラー」率いる魔王軍の六大軍団のひとつ「百獣魔団」の団長が「クロコダイン」です。「ハドラー」の命令を受け、いち早く「ダイ」達の前に立ちはだかりますが、後に彼らの心強い仲間となります。今回は、そんな「クロコダイン」の魅力についてご紹介いたします。


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⇒クロコダインとは?(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)
http://www.charapedia.jp/character/info/9664/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■最初は魔王軍の六大軍団長の1人として登場

 魔王軍の百獣魔団の団長として、ダイたちの命を狙おうと襲いかかってきます。ワニのような顔立ちの筋骨隆々な外見が特徴で、“力だけならハドラーより上”とダイが感じる通りに強力なパワーを誇り、真空の斧での強力な一撃に、冒険を始めたばかりのダイたちは苦戦する事に・・・。

 一瞬の隙をついたダイの攻撃により、自身の片目の視力を失い一旦は撤退しますが、妖魔士団長「ザボエラ」にダイの育ての親「ブラス老」を人質をとるように進言されます。武人としてのプライドを重んじるクロコダイン。一度はそれを拒みますが、「六大団長としての地位を失ってもいいのか?」との問いかけに、渋々その提案を受け入れます。そして、もしもの時の切り札としてブラス老を人質にとり、百獣魔団を率いてロモス城へと総攻撃を仕掛けるのです。

■ダイたちとの戦いの後は心強い仲間に

 ロモス城でのダイたちとの戦いに敗れ、クロコダインは城からその身を投げて息絶えます。・・・が、ザボエラによって遺体を回収され蘇生し、不死騎団長ヒュンケルとの戦いの時に再びその姿を現します。そこでクロコダインはダイたちに手を貸し、「ヒュンケル」の手から彼らを逃がします。ダイたちとの戦いから“人間の素晴らしさ”に気付かされ、感化された後は魔王軍に反旗を翻し、その強力なパワーでダイたちを支える心強い味方となります。

 そして、最初こそ“ひよっこ”と侮っていた「ポップ」の勇気を認める「クロコダイン」。「ポップ」と「クロコダイン」の間柄も『ダイの大冒険』のストーリーの魅力のひとつと言えるでしょう。

■強力な必殺技「獣王痛恨撃」

 クロコダインの代表的な必殺技が“獣王痛恨撃”です。圧縮した闘気を放つ技で、ダイたちが戦った時もその破壊力に苦戦します。後に「バダック」さんから「名前が物騒だから変えたらどうじゃ」と提案され、“獣王会心撃”と改名します。

 そして、バルジの大渦で特訓を積み、編み出した新必殺技が“獣王激烈掌”です。これは、一見会心撃と同じようにも見えますが、もう一つの手から逆回転の渦を放つ技。あらゆる呪文を跳ね返してしまうハドラー親衛隊「ナイトシグマ」の盾をはじきとばし、ポップが極大消滅呪文メドローアを放つチャンスを生み出す事になります。

■終盤では活躍の場が減ってしまう・・・

 物語の序盤や中盤では、ダイたちの心強い味方として活躍する「クロコダイン」ですが、終盤の「大魔王バーン」との戦いのあたりになると、ダイやポップたちの方が大きく成長し、まるで二軍落ちのような形で活躍の場が少なくなってしまう、残念なキャラでもあります・・・。

 決して主役というわけではありませんが、ストーリーの脇を固める脇役としていぶし銀的な存在感を放つ「クロコダイン」。彼の存在は、『ダイの大冒険』の魅力を増す要素の大きな要因でもあるのです。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:takabu(キャラペディア公式ライター)

このニュースに関するつぶやき

  • キルバーン相手に即座に逃げの一手を打った時のクロコダインも好きだ。ポップの意を汲むあのシーンも名シーンだと思う。
    • イイネ!11
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