東急田園都市線5000系、新造4ドア車両を3両連結した第1編成が営業運転開始

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2016年01月13日 20:12  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

東急田園都市線の車両5000系に、このほど新造4ドア車両を導入した編成が登場した。東急電鉄は田園都市線の全駅にホームドアを設置する計画で、あわせて6ドア車両の新造4ドア車両への置換えを順次進めていくとしている。


新造4ドア車両を導入した第1編成は1月12日から営業運転を開始。田園都市線を中心に、相互直通運転を行う東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーラインへの運用も見られた。10両編成のうち4・5・8号車(5420・5520・5820)が新造4ドア車両で、3両とも総合車両製作所が製造。座席はハイバック仕様となり、一部座席にヘッドレストを設置した。内装は白を基調に、アクセントとしてグリーンや木目調素材を取り入れ、車いす・ベビーカー利用者に配慮したフリースペースも設置している。


田園都市線の5000系は一部編成を除き、6ドア車両が1編成あたり3両組み込まれている。混雑軽減などを目的に2005年から導入されたが、東急電鉄は昨年、抜本的なホーム安全対策となるホームドア設置計画の前倒しを決定。田園都市線では車両のドア位置の課題解消のため、既存の6ドア車両45両を4ドア車両に置き換えることも決まった。ホームドアは2020年までに、田園都市線・東横線・大井町線の全駅に設置する計画となっている。


新造4ドア車両を連結した編成は今後も田園都市線へ順次導入され、2017年度中の置換え完了を予定している。ホームドア整備も着実に推進するとしており、田園都市線初となるホームドアが宮前平駅で供用開始された。通常よりホーム内側に寄せて4ドア車両に対応したホームドアを設置し、車両との間に乗客が通行できるスペースを設けることで、既存の6ドア車両の乗降にも対応するという。



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このニュースに関するつぶやき

  • 宮前平で運用が始まったから、写真もちょうど上り線の車両が宮前平を出たところを撮影したようだね。つまりは、準急が混雑緩和に一役買っているってことかな?そうじゃないと、全車4ドアに戻すことは難しいはず。
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