アメリカの経済誌『フォーブス』は8日、「世界で最も稼ぐスポーツ選手」ランキングを発表。レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが8800万ドル(約94億2000万円)で首位となった。
同誌の発表によると、過去15年間中12回、同ランキングの首位に立っていたのはプロゴルファーのタイガー・ウッズで、残り3回はボクサーのフロイド・メイウェザー・ジュニアだった。ウッズが衰えを見せ、メイウェザーが引退した中で首位に浮上したのがC・ロナウドだった。
なお、2位にはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがランクインした。同選手の年収は8140万ドル(約87億100万円)だった。
同ランキングは『フォーブス』が昨年6月1日から1年間の給与やボーナス、獲得賞金を合算して作成したもの。スポンサー収入に関しては、広告契約料やライセンス使用料を関係者への取材に基づいて算出したと発表されている。金額は税引き前のもので、代理人手数料などは含まれていない。
なお、トップ100の中に入った日本人選手は2名。テニスの錦織圭が年収3750万ドル(約35億8000万円)で29位、野球の田中将大(ヤンキース)が2300万ドル(約24億6000万円)で74位に入った。
■米経済誌『フォーブス』発表、スポーツ選手収入ランキングトップ10
1位 クリスティアーノ・ロナウド(サッカー)8800万ドル(約94億2000万円)
2位 リオネル・メッシ(サッカー)8140万ドル(約87億100万円)
3位 レブロン・ジェームズ(バスケットボール)7720万ドル(約82億6000万円)
4位 ロジャー・フェデラー(テニス)6780万ドル(約72億5000万円)
5位 ケビン・デュラント(バスケットボール)5620万ドル(約60億1000万円)
6位 ノバク・ジョコビッチ(テニス)5580万ドル(約59億7000万円)
7位 キャム・ニュートン(アメリカンフットボール)5310万ドル(約56億8000万円)
8位 フィル・ミケルソン(ゴルフ)5290万ドル(約56億6000万円)
9位 ジョーダン・スピース(ゴルフ)5280万ドル(約56億5000万円)
10位 コービー・ブライアント(バスケットボール)5000万ドル(約53億5000万円)