8月18日、スマホゲームの有料ユーザーの年間平均課金額が21,000円であるという調査結果が発表された。これには「えっ、思ったより高い」「これ絶対一部が平均額引き上げてるだろ」と言った声が上がっている。
同調査は“フィールズ創研”が実施した「Fields Yoka Survey(フィールズ よか サーベイ)」というもの。余暇行動の実態やその背景にある価値観について1万人に対してアンケート調査が行われ、スマホゲームの有料課金者の割合や課金額が明らかにされている。
調査結果では、スマホゲーム利用者のうち無料利用者が全体の89.1%、有料利用者が10.8%で、有料利用者の年間平均課金額は21,000円であることが分かった。無課金利用者も含めた年間平均利用額が2,465円という結果が出ているため、有料利用者の平均利用額は全体の平均利用額のおよそ8.5倍にものぼることになる。これには「平均2万の課金てすごいな、もっと少ないと思ってた」「ソフト3、4本買えるやん」「せいぜい5,000円くらいだと思ってたわ。この数字には驚愕」と驚きの声が多数上がった。
さらに有料利用者のうち、平均課金額を下回る「低額利用者」は7.6%で、平均課金額を上回る「高額利用者」は3.2%。低額利用者の平均利用額は約7,000円なのに対し、高額利用者は56,000円となっており、普段あまり課金しない人に比べて高額利用者は8倍以上の課金をしているという結果に。一部の利用者が多くの金額を使用しているということがわかった。
これには「ぐはぁっ! 高額利用者、課金しすぎwww」「こんなもん、ゲーム機買えるやん」「5万とか、もうアホとしか…」「ここまでいくともうギャンブル脳なんだろうな、病気や」といった声があがるほか、「平均5万って聞くとまだ可愛く聞こえるが、高額利用者の一部がバカみたいに課金してんだよ」「俺の知り合いに年収400万で100万課金してるヤツがいる」と、高額利用者の中でもさらにつわものがいると指摘する声も。
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また、今回の調査では幸福度や仕事に対する意識なども調査されており、「あなたは現在、どの程度幸せですか?」という質問に対し、「やや幸せ」「とても幸せ」と答えた割合が、無料利用者は62.6%、低額利用者が52.4%と過半数を上回っているのに対し、高額利用者は48.4%と半分に満たなかった。これを見ると高額利用者はあまり課金をしない人達と比べて幸福度を感じにくいということが分かる。また「仕事にやりがいを求める方だ」というアンケートについては「ややあてはまる」「あてはまる」と答えた人が無料利用者で59.6%、低額利用者が57.8%、高額利用者は61.1%という数字を記録。さらに「仕事よりも家族や恋人の方が大切だ」というアンケートでは無料利用者が58.7%、低額利用者が59.7%と高い数字を示しているのに対し、高額利用者は48.4%と過半数を割っていることから、プライベートでの付き合いよりも仕事に対して熱心という結果がわかった。
これには「出世欲が強いのがゲームで如実に表れてるなwww」「仕事に力入れてるやつはゲームにも力入れるんか? なんか意外」といった声や、「高額課金するから幸福感を感じられないのか、幸福感を感じにくいからゲームに幸福を求めて課金するのか…どっちにしろなんか悲しいな」と同情の声も聞かれる。
スマホゲームに数百万も課金し、平均利用額を引き上げている一部のユーザーはそのエネルギーと資金を仕事に向ければ確かに出世しそうな気がしないでもない。どちらにせよ、それだけ課金して幸福を感じにくいというのは嘆かわしいことだ。
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