イベントではタイトルの「CALL OF JUSTICE」にかけて、「最近こんないい行いをした」というテーマのトークも展開。河本は「バスに乗るときに、たぶん同じバスに乗るであろうご年配の方がいたんです。その方を追い抜いてバスに乗ったんですけど、ドアが締まりそうになったときに『たぶんあの方も乗られます』と運転手さんにお伝えして、その方も乗ることができたんです」と説明する。しかし河本は「誰かにとっての正義は、誰かの悪だったりする。そういうことを考えたときに、時間通りにバスに乗ってる方たちは、そのあとの乗り換えが間に合わなくなる可能性もあるので、正義面はできないなと。それは『CYBORG009』に関わらせていただいてから、日々考えていた」と語り、考えを巡らせる。それを聞いていた柿本は「いやあ、(河本の姿が)ジョーですね。本当に」と感心した様子を見せた。
完全オリジナルストーリーが展開される「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」では、009こと島村ジョーをはじめとするゼロゼロナンバーのサイボーグたちが、正体不明の異能者たち“ブレスド”に立ち向かう。総監督は神山健治、監督は柿本広大。全3章で構成され、本日11月25日より各章2週間限定にて順次劇場上映される。
「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」 公開日:(第1章)2016年11月25日(金)〜12月8日(木)、(第2章)12月2日(金)〜12月15日(木)、(第3章)12月9日(金)〜12月22日(木)
スタッフ 原作:石ノ森章太郎 総監督:神山健治 監督:柿本広大 キャラクターデザイン:齋藤将嗣 アニメーション制作:SIGNAL.MD・OLM Digital, Inc. 製作:石森プロ・Production I.G