東京モーターショー2017 - ホンダ二輪車「Riding Assist-e」など

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2017年10月27日 10:43  マイナビニュース

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本田技研工業(ホンダ)は「第45回 東京モーターショー2017」に二輪車も出展し、5台のコンセプトモデル、3台のカスタマイズコンセプトモデル、5台の市販予定モデルのほか、市販モデルやレーシングマシンなど計31台の展示を行っている。

コンセプトモデルでは、ヒューマノイドロボット研究で培った同社独自のバランス制御技術を二輪車に応用した「Riding Assist-e(ライディング・アシスト・イー)」や、新世代の車体パッケージを融合したネイキッドスポーツ「Neo Sports Cafe Concept(ネオ・スポーツ・カフェ・コンセプト)」などを世界初公開。「Riding Assist-e」は、極低速走行時にマシン自体がバランスを保つことでライダーの負荷を軽減する二輪車で、パワートレインには電動モーターを採用している。

その他、コンセプトモデルとして身近なモデルを魅力的に仕上げた「スーパーカブ 110 1億台記念車」「スーパーカブ C125」「モンキー 125」の3台を展示した。

「スーパーカブ 110 1億台記念車」は「スーパーカブ」の世界生産累計1億台達成と誕生60周年を記念し、東京モーターショー用に特別製作されたモデル。「スーパーカブ C125」は、初代「スーパーカブ C100」のデザインと機能の魅力を受け継ぎながら、スマートキーや電動シートオープナーなどの最新装備を備えて進化した125ccモデルとなる。「モンキー 125」は「モンキー」ならではのデフォルメ感ある車体に125cc水平単気筒エンジンを搭載し、LED灯火器やデジタルメーターの採用など新たな魅力を追求した。

「スーパーカブ」においては、1958年に初代モデル「スーパーカブ C100」が登場して60周年を迎えることを記念し、その60年を追体験できる代表的な6台のヒストリーモデルをピックアップして展示。さらに、前述のコンセプトモデル「スーパーカブ 110 1億台記念車」「スーパーカブ C125」、現在市販されている「スーパーカブ 50」「スーパーカブ 110」、そして市販予定モデルのワールドプレミア「クロスカブ 110」も合わせて計11モデルがそろっており、歴史を感じさせる展示となっていた。

事前に出品のアナウンスがなかった市販予定モデルの電動スクーター「PCX ELECTRIC」と、同じく市販予定のハイブリッドスクーター「PCX HYBRID」も注目のモデルだ。

「PCX ELECTRIC」は同社独自開発の高出力モーターと着脱可能な可搬式バッテリー「Honda Mobile Power Pack」を搭載した電動スクーター。「PCX HYBRID」は二輪車初となる独自開発のハイブリッドシステムを搭載したモデル。高出力型のリチウムイオンバッテリーを採用し、ACGスターターによりエンジンをアシストすることで、従来並みの車体サイズに納まるコンパクトなシステムながらトルクフルな走りを実現した。

その他、ジャパンプレミアとなる3台のカスタマイズコンセプトモデル「CB1100 RS カスタマイズコンセプト」「CBR250RR カスタマイズコンセプト」「レブル250 カスタマイズコンセプト」や、市販予定モデル「CRF250 RALLY」「GOLDWING TOUR」「GOLDWING」、市販モデルの「CRF1000L Africa Twin(DCT)」「CBR1000RR SP」「X-ADV」「CB1100 EX」「レブル250」などの二輪車を出展している。(木下健児)
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