今時の高校生は七草粥を食べる?

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2013年01月07日 12:05  mixiニュース

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1月7日は「人日(じんじつ)の日」とよばれ、日本には古くからこの日の朝に七草粥を食べる風習がある。 All about(http://allabout.co.jp/gm/gc/220737/)によれば、この風習のスタートは中国の唐の時代。7種類の若菜を入れた汁物を食べて無病息災を願うという習慣が日本に伝わり、「若草摘み」という風習と結びついて「七草粥」になったという。ちなみに平安時代には、宮中行事として七草粥を食べていたらしい。 そんな伝統ある七草粥だが、今の高校生も食しているのだろうか? リクルート進学ネットが2012年12月に高校生300人に実施したアンケートによると、「食べている」と答えたのは全体の約20%。 ほとんどの高校生が七草粥を食べていない、という結果になった。なかには「七草粥がどんなものか知らない」といった回答も…。 また、七草粥を食べると答えた少数派の家庭でも、「キムチを入れる」「おもちが入っている」といったコメントが。それ七草にならないよね?と思わず首をひねってしまう食材が入っているのがなんとも現代的だ。 七草とは、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。これらすべてをお粥に入れていただくのが七草粥である。知らなかった人は覚えておこう。 ちなみに筆者の家庭では「年末年始に酷使した胃袋を休ませるため」と教えられた。朝食のメニューとしてハムエッグやソーセージを期待していた幼少のころだっただけに、「大人はどんちゃん騒ぎをするから胃袋を休ませたくなるかも知れないけど、なぜ子どもを巻き込むのか?」と腹が立ったのを覚えている。 そしてどんちゃん騒ぎの仲間入りを果たした今では……七草粥は有り難い御馳走に……。古くからの習慣を守る意味でも、胃袋を守る意味でも、残しておきたい文化である。 【記事:リクルート進学ネット】

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