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「最近飼い猫の態度がそっけない……」「自分以外の家族にばかり愛想が良い……」もっと猫と仲良くなりたいと思っている人にとって、これらは深刻な問題です。そこで今回は、猫がどうやって家族に順位付けをしているのかをご紹介。猫との距離がなかなか縮まらないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
■猫に集団行動の習性はない
犬の場合は群れをなし、リーダーとなる相手に従う習性があります。ペットとして飼われている犬の場合は飼い主や家の主人がリーダーとなることで、信頼関係を築きます。
一方猫の場合は集団行動はせず、基本的には単独で行動します。多頭飼いの場合は縄張りを争ってもめることもありますが、大抵の場合は良好な関係を築き、仲間同士同居しているような感覚で暮らしているのです。
これは人間に対しても同じで「飼い主だから従わなければいけない」といった考え方には結びつかず、あくまでマイペースな行動を貫きます。
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■猫にとって重要なものが優先される
格付け等の順位付けはないものの、猫自身が必要とする環境に人間が該当していれば、その人間が優先されることはあります。最も優先されるのは、猫の願いを真っ先に聞いてくれる人。2番目はご飯をくれる人。3番目は一緒にいる時間が長い人……といった感じです。1番から3番までがすべて同じ人であることもありますし、該当者ナシということもありえますから、猫が何を望んでいるのかをよく観察してみるといいでしょう。
■嫌なことをすれば順位は落ちる
先にあげた、3つの逆の行動を起こせば、順位はどんどん落ちてしまいます。例えばしつこくかまったり触ろうとしたりする、一緒にいる時間が短い、といった場合です。一緒にいる時間が短いからこそ、積極的に触れ合う時間を増やそうとすると、かえって嫌われてしまうことがあるので注意しましょう。もし順位を上げたいのであれば、ご飯をあげる、トイレ掃除をしてあげるなどのお世話を積極的に行ってみるのもひとつの手です。
(ファナティック)
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