柔軟剤の匂いにうんざりしています

「ダウニー」など香りが残りやすい外国製の柔軟剤が流行し、それまでの柔軟剤の香りでは物足りないという消費者の声を反映して、香りが強めの製品が売り場に並ぶようになりました。時間が経過しても撫でるとカプセルが弾けて香りが復活する製品や、汗に反応して香る製品も登場し、その効果がCMで盛んに謳われています。ところが、これらの製品の強烈な匂いに困っている人も少なくないようです。そこで、最近ニュースなどでも取り上げられるようになった柔軟剤の「香害」問題について探ってみました。

●辛い…向かいの家から漂う柔軟剤臭

発言小町のトピック「柔軟剤の香りから逃げたい」は、道路を挟んだ向かいの２階から漂ってくる柔軟剤の匂いに悩まされているという、ある女性からの投稿。向かいの住人に会った際、「柔軟剤ですか？ ここまで香るんですね」と話題を振ると、「○○○ーはさすがよね！でも最近主人の加齢臭が気になるから、主人のシーツとか洗うときは○○○ー、たっぷりいれてやるの」とあっけらかんと返されたのだとか。柔軟剤の強烈な匂いに比べれば、加齢臭の方が耐えられるかもしれないと感じたという相談者。これに対し、回答者から多くの同意の声が寄せられました。

「嫌いな人にとっては、『なんの罰なの〜！』って感じです。香水も苦手ですが、柔軟剤の方が被害にあう確率、時間とも長いですよね。私たちがこの柔軟剤地獄から抜け出せる日は来るのでしょうか？」（ねこさん）
「隣の家の柔軟剤？の匂い、すさまじいです。ドーンと来ます。こんな流行、いやだー」（つくしのこさん）
「他人にまで、自分の好きなニオイを問答無用で押し付ける、本当に迷惑な商品だと思っています。メーカーに苦情を入れたい衝動に駆られたことも何度かあります」（同感！さん）

相談者と同じく、近隣住宅の洗濯物から漂う匂いに悩まされている人は少なくないようです。

「加齢臭も嫌ですが、おっさんから花の香りがするのもねぇ…」（クロさん）
「女性の衣服から優しい香りがするのは良いと思いますが、女性的な香りのするシャツや肌着を付けるのは、男性にとっては苦痛です」（桃太郎さん）

フローラル系の甘い香りがおじさんのシャツから漂ってきたら… イメージとのギャップに思わず振り返ってしまうかもしれません。

「私も、最近の強香ブームはいただけないと思ってます。小さなものでは、ハンドクリーム… 電車の中やオフィスで塗られると、むせるのを抑えるのが大変です」（晴天さん）
「微かな匂いならまだしも、こすったら匂いが復活するものとか勘弁していただきたい」（具合が悪いさん）

柔軟剤に限らず、香りを楽しむことを目的としたハンドクリームなどが増えていることを問題視する声も。本人が嗅いで満足する分にはいいのですが、そうした香りは誰もが好きな匂いとは限らないもの。狭い電車の中やオフィスでの使用は避けるのが無難といえそうです。

●柔軟剤を「臭い」と感じる声、続出？

NAVER「臭い！ 実は柔軟剤の匂いは嫌がられている!?」では、柔軟剤に関するユーザーのTweetがまとめられています。「昨今の臭いでごまかす系柔軟剤が増えてる風潮はなんなんだ」、「【匂う】→【臭う】になってる人多い。柔軟剤も香水も、度を過ぎたら悪臭テロです」、「レストランであの匂いがしたときは、マジ食欲失せたもん。私的には犯罪レベル」と、強すぎる匂いを嫌悪する声が続出のようです。

ほのかに香る程度であればさして気にならないものかもしれませんが、昨今の柔軟剤は匂いの強さが別格なのか、人によっては体調を崩してしまうこともあるようですから、使用量を調整するなどして、周りへの配慮を心がけたいところ。

●匂いのない無香料柔軟剤を

柔軟剤には無香料タイプのものもあるのをご存じでしょうか。NAVER「無香料柔軟剤で優しさと思いやりをプラスしませんか？」では、ベビー用や業務用の製品を中心に、無香料の柔軟剤が紹介されています。ブームの火付け役となった、あの「ダウニー」にも無香料タイプがあるようです。強烈な匂いは苦手だけれど、衣類をやわらかく仕上げたい… という人にはぴったりの柔軟剤です。

さて、皆さんは柔軟剤の「香害」問題、どう考えますか？（熊）

油まみれのブサイク…偶然聞こえた他人の会話がすごかった


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