東京オリンピックを目指す若きアスリートを応援したいと、オリンピックで活躍した先輩選手が本気で向き合う密着ドキュメント番組『めざせ!2020年のオリンピアン』(NHK総合)。司会は原田泰造と松岡茉優で送る。
6月15日(日)は「体操14歳の新星×美の極意・田中理恵」と題して放送。かつて世界選手権で“最も美しい体操”に与えられる「エレガンス賞」を獲得した、ロンドン五輪代表の田中理恵。現在は日体大の助教として後進の育成にあたっている。田中から“美の極意”を伝受された悩める中学生が、自らの殻を破り、一歩成長する姿をドキュメントする。
今回のネクストエイジは、名古屋市の中学3年生・土橋(どばし)ココ14歳。去年、2年生ながら全国中学生大会の個人総合で優勝。今年春、アジアジュニア選手権の日本代表に選ばれ、団体優勝に貢献した体操界のホープだ。土橋の持ち味は、並外れた脚力を生かした空中技。跳馬では、五輪で通用する「ユルチェンコ2回ひねり」を小学6年でマスター。最も得意な「ゆか」では、長い滞空時間を生かし、高難度の技を次々と繰り出す。
その一方で、大きな課題に直面している。それは、演技の表現力。表現力が乏しいため、高難度の技を決めても、得点を伸ばせないのだ。土橋のもとを訪れた田中は、演技を見て次々と改善点を指摘。翌日、練習着に着替えた田中は、胸の使い方や目線の置き方など、表現力を向上させるためのコツを自ら演じてみせる。
憧れのオリンピアンから“世界一美しい体操”の極意を伝受された14歳は、少しずつ、自分の殻を破り始めた。そして2週間後に迎えた国内最高峰の戦い、全日本選手権。ネクストエイジ・土橋ココはどう変化していくのか?
■『めざせ!2020年のオリンピアン〜東京五輪の原石たち〜』
2014年6月15日(日)17:30〜18:00(総合テレビ)
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松岡茉優インタビューはこちら
http://dogatch.jp/interview/613/?type=link_news