米・KFC、犬に襲われ眼球を失った3歳女児を入店拒否。(ミシシッピ州)

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2014年06月16日 11:11  Techinsight Japan

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ピットブル3頭に噛まれ眼球を失った3歳女児 (画像はclarionledger.comのスクリーンショット)
獰猛なため手放す人も多いと知りながら、愛嬌のある顔つきで人気のピットブル。今年4月にも米ミシシッピ州で幼児がピットブルに襲われる悲惨な事故が起きていたが、その子の顔面の傷跡があまりにも生々しいとして、有名ファストフードレストランが入店を断っていたことが分かった。

今年4月に米ミシシッピ州ジャクソンで起きた、ヴィクトリア・ウィルチャーちゃんという3歳の幼児が獰猛なピットブルに噛みつかれ、大変な怪我を負うという事件。このほど地元メディア『Clarion-Ledger』紙は、そのヴィクトリアちゃんがジャクソンにあるケンタッキー・フライド・チキンで、「お顔を他のお客様が怖がってしまう」との理由から入店を断られていたことを伝えている。両親はその時の様子について、Facebookで「Does this face look scary to you?(娘の顔はそんなに怖いですか?)」と添えてこの写真を公開(画像はclarionledger.comのスクリーンショット)。大変な怒りをぶつけたのであった。

その痛ましい流血事件が起きたのは今年4月のこと。ヴィクトリアちゃんはトレーラー暮らしをしている祖父が飼うピットブル3頭に噛みつかれ、顎、鼻と頬骨を噛まれて片方の眼球を失い、顔面にはいまだにその激しい損傷の跡が見て取れる。治療を経て笑顔を見せるほどに回復しているが、成長にともなってこれからも皮膚形成手術が必要になることはいうまでもない。

このたびの一件についてKFCの広報担当リック・メイナード氏は、「我々は苦情のない店づくりを目指しており、この件を大変深刻に受け止めております。可愛らしい女の子を心ない言葉で傷つけてしまったことをお詫びし、ご家族には精一杯の誠意をみせて行きたいと思います」と述べ、店員への教育を含め徹底した調査を行うことを約束した。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

このニュースに関するつぶやき

  • 米国では犬のうちピットブルは6%だが死亡事故の61%を占める(2012年)。被害者のうち半数は飼い主と家族、もしくは同居人。だそうですよ。���ä���
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