バルサ、PSGのブラジル代表主将T・シウヴァ獲得へ70億円用意か

バルセロナが、パリSG所属のブラジル代表DFチアゴ・シウヴァの獲得に動いている。イタリアメディア『メディアセット』が5日に報じた。

　報道では、バルセロナがチアゴ・シウヴァ獲得に向けてパリSGへ5000万ユーロ（約69億4000万円）を支払う準備が完了し、ブラジル・ワールドカップ終了後に移籍が発表されると伝えられている。

　また、同日付けのスペイン紙『スポルト』は、『メディアセット』の報道を引用したうえで、バルセロナのルイス・エンリケ新監督がセンターバックの戦力補強を狙い続けていると指摘。経験豊富なチアゴ・シウヴァの獲得を望んでいると報じている。

　チアゴ・シウヴァは、1984年生まれの29歳。ブラジル国内でのプレーを経て、2004年にポルトへ移籍した。以後、2005年にディナモ・モスクワでプレーし、2006年から2008年まではフルミネンセに所属。2009年1月にミランに移籍した後、2012年からはパリSGでプレーしている。2013−2014シーズンは、リーグ・アンで28試合に出場して3得点を挙げた。ブラジル・ワールドカップにもブラジル代表の主将として出場している。