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EXILE TRIBEが、8月20日にシングル『THE REVOLUTION』を、8月27日にアルバム『EXILE TRIBE REVOLUTION』をそれぞれリリースする。
(参考:EXILE TRIBE、新曲のテーマは“リアル東京” 最新ALからリードトラックのMVを公開)
EXILE TRIBEは、今年秋より開催予定の『EXILE TRIBE PERFECT YEAR LIVE TOUR TOWER OF WISH 2014 〜THE REVOLUTION〜』を盛り上げ、若手メンバーを育成するため、EXILE、三代目J Soul Brothers、GENERATIONSのメンバーが集結したユニットで、ボーカル7人&パフォーマー19人の計26人という大人数で構成されている。
同グループでボーカルを務める7人は、いずれも各グループの顔といえるメンバーたち。本稿では彼らの魅力をそれぞれ紹介するとともに、その音楽経歴にも触れていきたい。
●EXILE
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・TAKAHIRO
言わずと知れたEXILEのメインボーカル。その甘いマスクと同等に甘美で伸びやかな歌声は、これまでATSUSHIのソウルフルなボーカルと対をなす存在としてグループを牽引してきた。加入当初こそ、全てを出し切れていない印象があったが、今では堂々とEXILE TRIBEの核として活動している。
・NESMITH
NESMITH は、EXILE一族の中でも、特に歌唱力について言及されることが多い人物。アフリカ系アメリカ人とのハーフである彼は英語こそ話せないものの、その体格を活かしたパワフルなR&B向けの声は、楽曲に太い幹のような安定感を与えている。ちなみ過去にはオーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)の企画で、最終審査に残った逸材としても知られている。(同オーディションにはEXILEのATSUSHIも参加していた)
・SHOKICHI
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大学在学時代からボーカルグループをいくつも結成し、鳴り物入りで二代目J Soul Brothersに加入。その後、各方面から歌唱力を評価され、EXILEへ移動する。2012年1月にはアルバム『EXILE JAPAN』内の「Everlasting Song」で初めて作詞作曲を担当したほか、「Beautiful Life」ではATSUSHIと共に作詞を手掛けた。6月より始動したソロワークには、米有名プロデューサーチーム「The Underdogs」がトラックを提供。アルバムを通してセクシーで存在感のあるボーカルを披露している。
●三代目J Soul Brothers
・今市隆二
今市は『avex WORLD AUDITION 2008 アーティスト部門』で準グランプリを獲得し、2010年9月にはオーディションを経て、三代目 J Soul Brothersのボーカルに抜擢。今市のボーカルはその職歴から「歌うガテン系」と称されるが、声質自体は湿り気のあるマイルドなもので、三代目 J Soul Brothersの特徴である“和のR&B”を象徴する存在となっている。
・登坂広臣
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登坂は、2010年2月より行われた「VOCAL BATTLE AUDITION 2」に参加し、ファイナルまで勝ち進んだのち、同年9月の最終ライブ審査で合格。三代目 J Soul Brothersのボーカルを務めることになった。彼は加入まで目立った歌手としての経歴が無く、スクールなどへの所属もしていなかったことから「経験値0のシンデレラボーイ」というキャッチコピーが付けられている逸材。伸びのあるファルセットと端整なルックスから人気も高く、今夏は映画『ホットロード』で主演を務めている。
●GENERATIONS
・片寄涼太
片寄は登坂と同じ「VOCAL BATTLE AUDITION 2」でファイナリストに残ったあと、GENERATIONSのボーカルとして起用された。GENERATIONSは他グループと違い、ボーカルもパフォーマンスを行うスタイルのため、激しい動きと高い歌唱力が求められるが、その両方を難なくこなしている。そのベイビーフェイスとフレッシュな声質は、グループの中でも異質の存在で、快進撃を続けるGENERATIONSにぴったりだ。
・数原龍友
数原も片寄と同じ経歴でGENERATIONSのボーカルに起用されている。ボーカルとしての役割はメロディーの甘さを引き立てる片寄と違い、R&B的な要素が強く、音に厚みを持たせるタイプ。彼のフレッシュな声質は、先輩であるEXILEや三代目 J Soul Brothersのボーカルに埋もれないため、EXILE TRIBEでは耳に届きやすいのではないだろうか。
個性的なボーカル7人がそれぞれの力を発揮しているEXILE TRIBE。アルバム『EXILE TRIBE REVOLUTION』には、新曲の他に各グループの楽曲を再構築したものや、ヒットソングのカバーが収録されるという。7人のボーカルがどのような相乗効果を生むのか、秋のツアーに向けて期待が高まるところだ。
(文=中村拓海)
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