難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)を支援するため、SNSで全世界へ広がりを見せる「アイス・バケツ・チャレンジ」に、横浜FC所属のFW三浦知良が参加した。
同運動は、知人などから指名された人物がALS支援の寄付のため100ドルを寄付するか、24時間以内に氷水をかぶって次に挑戦する3人を指名する動画をSNSで公開する、もしくはその両方を行うというチャリティー活動。著名人が多数参加し、世界各地で話題となり、多額の寄付が集まっている。
カズは、マンチェスター・U所属の日本代表MF香川真司から「キングカズ」と指名を受けていたが、クラブ公式フェイスブックにて、バケツいっぱいの水をかぶる動画を公開した。
カズはさらに次の挑戦者3名を指名。ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)時代の盟友でもあるFC岐阜のラモス瑠偉監督、実兄である東京Vの三浦泰年監督の名を挙げると、最後に元日本代表監督で、1998年のフランス・ワールドカップ直前でカズが日本代表から外れることを決断した岡田武史氏を指名。カズは「全て水に流したいと思います」と続けて笑顔でコメントしている。
マーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツ、ジェニファー・ロペスなどの著名人が参加している同運動。サッカー界でも広がりを見せており、バルセロナのブラジル代表FWネイマールやレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが氷水をかぶる動画をアップした。
日本でもiPS細胞研究者の山中伸弥教授やソフトバンクの孫正義氏、作詞家の秋元康氏や歌手の浜崎あゆみさんらが次々参加。サッカー界ではJリーグの村井満チェアマンやセレッソ大阪のウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランらがチャレンジしている。