ユニクロがキッズ・ベビーの展開拡大 売上目標は前年比2倍に

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2014年09月19日 22:32  Fashionsnap.com

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キッズ・ベビーの2014年秋冬コレクション Image by: Fashionsnap.com
ユニクロが、2014年秋冬コレクションからキッズとベビーの展開を拡大する。ガールズやベビー向けの商品を中心にアイテム数は前年比1.5倍、取扱い店舗数は同1.6倍に拡充。メンズとウィメンズに並ぶ3つ目の柱として本格的な展開を開始し、売り上げは同約2倍を見込む。

ユニクロ、キッズ・ベビー拡充の画像を拡大

 ユニクロは1997年からキッズ、2002年からベビーを展開しており、2014年秋冬コレクションから商品ラインナップを拡充するためにアメリカ・NYに新たな開発拠点を開設。キッズはこれまでユニセックスのデザインが多かったが、2014年秋冬コレクション以降はボーイズとガールズの商品の差別化を図ることを目的に、女の子らしいシルエットのカーディガンやワンピースなどのアイテムの投入を増やす。肌着が中心だったベビーも、アウターやカットソーの商品ボリュームを充実させる。「HELMUT LANG(ヘルムート・ラング)」のデザイナーAlexandre Plokhov(アレクサンダー・プロコフ)を起用した新ライン「URBAN SWEATS(アーバン スウェット)」などファッション性を高めたアイテムや10月31日に復活する「UU」のようなコラボレーション企画等を取り入れることで、「楽しく快適に着れる子供服を提案する」(キッズMD部 伊藤丈夫部長)という。
 売場は、今年3月にオープンした池袋サンシャイン60通り店のようにポップで買い物がしやすい空間に順次刷新していき、面積は平均で1.5〜2倍に拡大予定。キッズ・ベビーの取り扱い店舗数はこれまでの426店舗から679店舗に増やし、ファミリー層がアクセスしやすい環境作りに取り組む。国内と同時に、ユニクロを展開する16の国と地域でもラインナップを拡充。9月19日に行われた新戦略発表会でファーストリテイリンググループ上席執行役員の中嶋修一氏は「世界で通用するキッズ・ベビーを目指す」と意気込みを語った。

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  • メンズの服が高いのは、「お前ら安くしてもそんなに服買わないから高くしないと利益でない」なのか「お前らそんなに服を買わないから生産コストが高い」なのか「お前らでかいから生地を多く使うんだ」なのか why?
    • イイネ!3
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