ドレスを纏った車椅子で花嫁の願いを叶える挙式を開始 -ホテル日航東京

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2014年09月22日 07:02  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

東京都港区のホテル日航東京は19日、ユニバーサルウエディングのコンサルティング事業を行うスマイルエッセンスと業務提携し、ドレスを纏った車椅子で花嫁の願いを叶える挙式プラン「ユニバーサルウエディング」を発売した。


○車椅子の花嫁でもロングトレーンを引いてバージンロードを歩める


同プランは、ウエディング専用に開発された電動車椅子「Isco(イスコ)」を導入した挙式演出プラン。従来、車椅子を利用している花嫁と健常者の花婿の挙式の場合、バージンロードで身長差が出てしまう点や、新婦が車椅子に座るためにドレスのトレーンを引いての入場ができないといった問題点があった。


ウエディング専用電動車椅子「Isco」は、座面の高さが43cm〜最大70cmまで調節できるため、新郎の身長に合わせて最適な設定が可能。また、握力の弱い人でも簡単に操作ができるよう、ボタンプッシュ式の操作機構を導入した。


式では、電動車いす全体を白いドレス生地で覆い、コントローラー部分を含めて全て白くあつらえることで、ウエディングシーンの景観に配慮。車椅子の足もと部分は3段フリルにすることで、昇降の際にはフリル幅が伸縮し、オリジナルウエディングドレスと一体化するデザインに仕上げた。


また、「Isco」の背もたれにトレーンを飾り付けることで、白いトレーンをひいたエレガントで美しい後ろ姿をつくりだし、これまで車椅子利用の花嫁には叶わなかったロングトレーンを引いた優雅なバージンロード入場を実現した。


オプションで用意している「Isco」専用ウエディングドレスは、スカート部分を「Isco」に巻きつけるようにして装着することで、車椅子とウエディングドレスが一体化し、横から見ても自然なドレープを実現。ガーデンで"お姫様抱っこ"をする際にも優雅なドレープを演出する。


ドレスのインナーは、アトピー性皮膚炎の人にも対応できるよう、肌に優しい医化学的繊維を使用。繊細なビスチェのレースや比較的重量のあるスカートはインナーから取り外しが可能なため、挙式直前に身に着けるなどして、体力的にも可能な限り負担がない構造で仕立てた。


デザインは、レース飾りが特徴的なビスチェと、スカート部分にはレースをあしらったAラインドレス。ウエディングドレスのスカート部分は取り外せるようになっており、お色直しとして裾の一部を取り外してミニドレス姿にしたり、スカート全体をカラードレスにチェンジするなど、要望に合わせて応用が可能だという。オリジナルシューズも、ベーシックタイプ・デザインタイプ・ブーツタイプの3種類を用意した。


場所は東京都港区台場1-9-1 ホテル日航東京。プラン申込期間は9月20日〜12月31日。実施日は10月1日〜2015年3月31日まで披露宴。料金は68万円(税サ込)。内容はルーチェ マーレ挙式料、プライオリティールームでの美容着付、介添人、ウエディング専用電動車椅子「Isco」レンタル料、牧師、聖歌隊4名、バイオリニスト・ハープ奏者・ピアニスト・トランペット奏者・アテンダー。オプションとしてオリジナルウエディングドレス利用料33万5,000円〜、オリジナルウエディングシューズ1万5,000円〜。


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