【アニメキャラの魅力】ツンデレじゃない!?魅力的な“ツンドラ”ヒロイン「戦場ヶ原ひたぎ」

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2014年09月30日 20:00  キャラペディア

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(c)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
頑固たるオリジナリティを炸裂させる西尾維新の「物語シリーズ」。原作は2014年9月19日発売の「続・終物語」で完結を迎え、アニメ作品は第1期からその独特の語り口と展開から絶大なる支持がされている作品です。戦場ヶ原ひたぎは主人公・阿良々木暦の彼女であり、いわゆるヒロインと言われる立場ですが・・・彼女は好きと嫌いがハッキリと別れるヒロインなんです。

■彼氏の事をゴミ呼ばわり!?

 彼氏である暦をデートに誘いだした彼女。普通なら当然二人きり、と思うところですが、なぜか彼女は自身の父親に運転させ、とある場所へ向かおうとします。これには暦もビックリ。更にはその車中、暦に「ねぇ、私のこと好き?」と聞くなど、やりたい放題です。可愛く迫ったかと思ったら、次の瞬間には平然と暦を「ゴミ」呼ばわり。お父さん聞いてますけどね・・・。彼女に怖いものはないのでしょうか?

■自立したオンナ?

 そもそも彼女と暦が付き合うきっかけになったのは、暦が彼女を救った事件がきっかけでした。そして告白は彼女から。

「I Love You.」

 これが彼女の告白です。いやー、どストレートですね。そしてこの時、暦は彼女に対して明確な返答をしません。ですが、その日の別れ際、彼女はしっかりと暦に聞きます。「告白の返事を言葉にして」と。彼女は相手に答えを委ね、曖昧にはしません。必要であるならばきちんと都度答えを要求するのです。また自分の意思もしっかりと相手に伝えるところなど、やはり「自立した女性」であり、そういった部分も彼女の魅力のひとつと言えるのではないでしょうか。

■彼氏をとことん愛する!

 言いたい放題、やりたい放題な彼女ですが、暦に対する愛情はいつだって明確です。化物語の中で一世を風靡したセリフがあります。それは彼女が暦とのデートで言ったこのセリフ。

「勉強を教えてあげられること。可愛い後輩とぶっきらぼうなお父さん。それに――この星空。私が持っているのはこれくらいのもの。私が阿良々木くんにあげられるのは、これくらいのもの。これくらいで全部」

 彼女は過去の呪縛から、例え全力で愛する彼氏である暦すら、まだ全てを委ねる状況ではありませんでした。そんな状態で告げたこのセリフ。話の流れからも非常に胸を打たれ、アンチを含む多くの人間が感動したシーンとなりました。


 主人公・暦はハーレムを築いているので読み手としてはどの登場人物も魅力的に思えますが、暦も一貫してひたぎを大切にします。お互いを信頼し、愛し合う暦とひたぎ。彼女が暦と関わっていくことで人間としての魅力を増していくのもこの作品を通じて面白いポイントです。こんな彼女がいたら、どんな男だって強くなると思いますよ。いろんな意味で。


戦場ヶ原ひたぎ(物語シリーズ)の画像や関連記事はこちら


★記者:雪柳一樹(キャラペディア公式ライター)

(c)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

このニュースに関するつぶやき

  • あれ暦くんにとっては彼女は戦場ヶ原で好きなのは羽川で結婚するのは八九寺じゃなかった?
    • イイネ!2
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