待望の妊娠!次は流産の心配…流産にまつわる4つの嘘

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2014年10月12日 17:40  &Mama

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待望の「妊娠!?」妊娠検査薬や病院などで妊娠が判明したその瞬間は、何事にも代えがたい喜びを感じる瞬間ですね。


妊娠判明後は、生まれてくる赤ちゃんの性別であったり、どんな子が生まれてくるのかの期待に胸ふくらませる一方で、「もし何かあって赤ちゃんを失うことになったら……」と妊娠中の流産の不安を感じる人も多いのではないでしょうか。


でも実は、過度な心配をする必要はありません。


ここでは、意外と知られていない“流産”にまつわる誤った常識をアメリカの産婦人科医の意見を交えてご紹介します。


 


■嘘:その1 − 流産は常に起きる


妊娠中は常に流産の危険性がある、と考えている方がいるかもしれませんが、実際に起きる流産の確率はそれほど高くありません。


医師であり米カリフォルニア大学産婦人科学准教授であるMichael Lu氏によると、その確率は34歳以下の女性では、10〜12%、35〜39歳では18%とのことです。


40〜44歳では34%と上昇しますが、およそ妊娠3か月頃、胎児の心拍が確認される頃には、流産の確率は妊婦の年齢に関わらず5%まで減ります。


よって、3か月を過ぎれば、安心してその後の妊娠期を過ごすことができる人がほとんどであるということを知っておきましょう。



■嘘:その2 − 運動や重い物を持ち上げることが流産の原因になる


通常のエクササイズや買い物袋や小さな子供などの多少の重い物を持ち上げることが流産を引き起こすことは、ほぼありません。


米ウェレスリー病院Henry Lerner産婦人科医によると、喫煙者や大量飲酒者、危険薬物使用者でない限り自分で流産を引き起こすことはなく、階段からの落下事故などでも直接流産に至るケースはほとんどありません。


妊娠したら運動や家の片付けなどを控えて家でおとなしくしている、といった妊婦さんもいるようですが、過度に自分を保護するようなことはせず、普段と変わらない生活の中で無理なく快適に過ごしていきましょう。



■嘘:その3 − 1回流産したら、次も必ず同じ


前述Lerner医師によると、過去に流産の経験があり続けて流産する女性がいることは確かですが、実際、流産した女性が次回の妊娠時に出産できる確率は、80%とされています。


流産の原因は、胎芽、もしくは胎児にあることが多く、大抵が染色体異常の場合です。過去の経験に囚われて将来を悲観し、次の妊娠を恐れる必要はないようですよ。



■嘘:その4 − ストレスは流産の原因になる


多くの女性が、ストレスが流産の原因になると考えていますが、研究によってその事実が確認されたことはありません。逆に、忙しくてついついコーヒーを飲み過ぎてしまう事の方が妊娠中には良くないそうです。


いくつかの研究によると1日に2杯以上のコーヒーのカフェインの摂取が、流産を引き起こす原因となることがあるとのことです。仕事が大変だからといってカフェイン摂取をし過ぎないようにしたいですね。 



妊娠中は色々と用心することはありますが、このように誤った情報などに流されて過度な心配ばかりしていると、妊娠という女性にとって人生でとても素晴らしい体験を不安ばかりで終わらせてしまうことになります。かわいい我が子との対面を楽しみにしながら、ワクワクした妊娠期を過ごしてみてくださいね。



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【参考】


※ 2014年8・9月号「fit pregnancy」”Ease Your Miscarriage Worries”


※ Henry Lerner, M.D., an OB-GYN at Newton – Wellesley Hospital in Newton, Mass.



このニュースに関するつぶやき

  • この記事の信憑性はどうなの?………というのが個人的な本音。実際に不妊治療をしていた方や、流産したことのある人なら、この記事には違和感感じるんじゃないかしら…。
    • イイネ!92
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