うたプリの中に登場するプリンスたちの中でも割と年長者の方に入る「神宮寺レン(じんぐうじれん)」。実は神宮寺財閥の御曹司だったり、けれど三男坊であるが故に実家と色々な確執があったり、気さくなフェミニストの性格の裏に繊細でナイーブな心を持つレンは、他のプリンスたちに比べ、特に大人の女性に人気なキャラクターです。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
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■恥ずかしい台詞も様になるのは声優効果!?
まず、レンの印象深い面の1つに、聞いているこっちが恥ずかしくなるくらいの言葉選びの数々。よく言えば甘い、悪い言い方をすれば「クサい」台詞なのに、決してサムいとは感じないのはひとえにレンを演じている諏訪部順一さんのお力の賜物だと思っています。
レンは主人公のことを「レディ」または「子羊ちゃん」などと呼びますが、他のプリンスたちがそんな呼び方をしたら熱でも出したかと心配される事でしょう。女子を等しく大切に思うレンだからこそ、そしてそれを演じているのが諏訪部さんだからこそ成立する魅力なのだと思います。
■誕生日はバレンタインデーだけど・・・
レンの誕生日は2月14日。世間では「バレンタインデー」と呼ばれる日です。しかしこのレン、実は嫌いな食べ物として「チョコレート」を挙げています。ちなみにこれにはちゃんとした理由がありまして、12歳の頃に溢れるほどのチョコレートが届き、頑張って消化しようとしたものの無理だった・・・という経験によるものです。食べ過ぎて鼻血出したりしたのでしょうか?とにかく、この経験からレンはチョコレートの香りをかぐだけで胸焼けするようになってしまったようで、熱心なレンのファンは2月14日はチーズケーキなどでお祝いをするそうです。
■実はすごく寂しがり屋
学園では常に取り巻きの女子が絶えないレンですが、これは彼の孤独を恐れる性格を象徴するものでもあります。前述のとおり、レンは御曹司でありながら実家の家族と確執があります(「家が大切にするのは次男まで」といったニュアンスのレン本人の台詞もあります)。ドラマCDなどでは、主人公に対し独占欲を露にするシーンもあり、自由奔放な面とは裏腹に弱い心を持つキャラクターともいえます。
シャワーシーンがあるなど、うたプリの中でも「セクシー担当」として描かれている事の多いレンですが、その割に子どもっぽい一面も多く、見ていて飽きないキャラクターです。ただの「エロかっこいい」だけでは語りきれないレンの魅力に、あなたもぜひハマってみてください。
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★記者:凛廻(キャラペディア公式ライター)
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