「花穂」は、恋愛シュミレーションゲームを基にしたアニメ、「シスタープリンセス」の登場人物です。個性豊かな十二人の妹の一人として登場する彼女は、とても不器用でドジという一面があります。そのドジっ子ぶりは、何もないところで転ぶというお約束のアレをやってのけるほど。しかし、そんな自分の不器用さと向き合いながら、彼女はチアガールとして活躍できるように頑張っています。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■思わず手を差し伸べたくなる不器用さん!?
「花穂はどんくさいから」と自分で言ってしまうくらいに、不器用でドジな彼女。チアガールの練習中でも、バトンを落としバランスを崩して倒れてしまうことがしばしばあります。日常生活でもよく転びます。何とも危なっかしいのは本人も自覚しているようで、「見捨てないでね」と兄にお願いする一幕も。しかし何事にも一生懸命で愛嬌のある花穂の姿は、周りに元気を与えてくれます。そんな彼女を誰が見捨てるでしょうか。花穂が何度失敗しても兄は優しく見守っているのです。
■皆との助け合いを通じて成長する娘。応援されて応援したくなる関係!
彼女がチア部に所属しているのは、兄を応援したいという気持ちから。その為、懸命に練習しますが、生来のドジっぷりで中々上達しません。それでも諦めずに、良きチアガールとなる様、練習を続けます。本人は気づいていませんが、この頑張って練習をしている姿に、みんなは既に元気づけられています。彼女は無意識に応援をしているのです。
また、みんなを応援している彼女の姿を見ていると、こちらも応援したくなってしまいます。彼女が落ち込んでいる時は、さりげなくみんなでフォローする、もっとチアが上手になる様にアドバイスをする、など、花穂のバックアップをするのです。
■彼女最大の魅力、それは頑張り屋さんなところ
生来のドジぶりからミスを繰り返し、チア部の人たちからも度々その欠点を指摘されてしまう花穂。泣き虫さんなので目を潤ませることもあります。しかし、彼女がチア部を辞めることはありません。本人はあまり自覚していない様ですが、苦手な事、辛い事から逃げ出さないというタフさも持っているのです。
今が辛くても、兄を元気づけられる存在となる様に、練習に打ち込む姿は非常に好感が持てます。この、ちょっぴり泣き虫ですがガッツある娘というのが、彼女の最大の魅力なのでしょうね。
不器用でドジですが、決して花穂は辛い事から逃げ出しません。全ては兄や他のみんなを応援して元気づけられるチアガールになるため。是非とも、素晴らしいチアガールになって欲しいですね。それまでお兄ちゃまには、精一杯彼女を応援してもらいたいものです。
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★記者:羽野源一郎(キャラペディア公式ライター)
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