JRダイヤ改正、E653系特急「しらゆき」運転時刻を公開! 485系の快速列車も

JR東日本は19日、来春のダイヤ改正の詳細を発表し、北陸新幹線へのアクセス特急「しらゆき」の時刻も公開した。信越本線からえちごトキめき鉄道へ直通する快速列車も運転され、一部列車は485系で運転される。

ダイヤ改正日は2015年3月14日。同日に北陸新幹線長野〜金沢間が開業し、並行在来線 (信越本線長野〜直江津間、北陸本線金沢〜直江津間)は第3セクター鉄道4社へ経営が引き継がれる。現行の特急「はくたか」「北越」や快速「くびき野」などの運転取りやめもすでに発表されている。

来年3月のダイヤ改正に合わせてデビューする特急「しらゆき」はE653系1100番台(4両編成、指定席・自由席2両ずつ)を使用し、新潟〜上越妙高間3往復、新潟〜新井間2往復の計5往復運転。新潟駅から上越妙高駅まで約2時間で結ぶ。上越妙高駅は新幹線と在来線特急列車の乗継割引の対象に追加されたため、同駅で北陸新幹線と特急「しらゆき」を乗り継いだ場合、「しらゆき」の特急料金が半額に(えちごトキめき鉄道の特急料金は除く)。新潟〜金沢間の到達時分は3時間10分前後とされ、現行の特急「北越」より約30分の時間短縮となる。

あわせて信越本線で運行されている快速「おはよう信越」(直江津発新潟行)・「らくらくトレイン信越」(新潟発直江津行)の使用車両が、現在の485系6両編成からE653系4両編成に変更。「らくらくトレイン信越」に設定されていた女性専用車両は終了となる。

新潟〜新井間では、特急「しらゆき」の他に快速列車が2往復運転されることに。115系3両編成で、停車駅は特急「しらゆき」より多く、直江津〜新井間(えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン)は各駅に停車する。新潟〜糸魚川間でも快速列車が1往復運転され、485系6両編成を使用。全車自由席だが一部グリーン席となっており、新潟〜直江津間でグリーン席を利用する場合は普通列車グリーン料金が必要とのこと。その他、朝の時間帯に115系3両編成による信越本線直江津発長岡行の快速列車も1本設定される。

○特急「しらゆき」とえちごトキめき鉄道へ直通する快速列車の運転時刻

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