【MAMApicks】2014年の編集長ひとり反省会

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2014年12月31日 23:51  MAMApicks

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今年も1年間ご愛読いただき有難うございました!

大晦日にもかかわらず、ツイッターやFacebookのタイムラインがつい気になってスマホが手放せない皆さん、こんばんは。MAMApicks編集長の深田です。年に一度だけゆるいトーンでつづる、恒例の編集長ひとり反省会の日を、無事に今年も迎えることができました。

いや、ほんとに今年はとくにスマホ経由でご覧いただく読者が多くなり、つい最近まで営業トークで、「いやー、うちの読者はPCとスマホの読者は1対3くらいですからやっぱりクライアント様にもスマホ対策をですねー」なんて言ってたのですが、つい先日うっかり近況を見たところ1対4くらいの構成になっていました。

とくにスマホで人気のニュースアプリ、SmartNewsやGunosyに当サイトの記事をお取り上げただく機会が多々あり、彼らがテレビCMをバンバン打っていたおかげで、コバンザメのごとく当サイトもページビューのおこぼれをいただくことができました。

ということで、今年もやります、「大晦日だよ!ママピ年間プレイバック」。イメージは毎年おなじみのシズル感あふれる年越しそばの画像でお楽しみください。



ライター・藤原千秋氏:
「社会全体で子育てを」というお題目の前に、大人が傍の子どもに「意識」を少し寄せてみる
http://mamapicks.jp/archives/52139968.html
(初出:2014年1月27日)
2014年の新語・流行語トップ10に「レジェンド」が選ばれました。産業として20年にも満たないネット業界の表舞台で、干支が一周する以上活動している人材をレジェンドとするならば、編集長の私もライター藤原さんもすでにそんな域……。
そしてこちらのコラム、私ども『MAMApicks』という媒体のありようにも改めて気づきを与えてくれまして、子育てにともなうさまざまなモヤモヤした思いについて、言語化が得意なライター諸氏がコラムという形にすることによって、困っているままの誰かの「意識」に少しでも寄りそうことができるなら―― それだけで媒体としての存在意義があるだろうと思い、運営を続けていくモチベーションになるわけであります。


ライター・河崎環氏:
20代ママだった私は、40代になった
http://mamapicks.jp/archives/52147881.html
(初出:2014年4月28日)
こちらも同じくレジェンド、河崎さんによるコラム。干支が一周する以上この界隈を生業にしておりますと、今年も発生したさまざまな子育て関連のネット炎上ネタはすでにデジャヴの世界でして、干支の周期というのはよくできてるなと改めて感心するのです。
諸説ありますが1970年代生まれを広義の団塊ジュニアとするのであれば、編集長の私を含むこの世代はすでに現実として生殖年齢の限界が訪れており、「育児」「子育て」を媒体テーマにうたうなら、そろそろ後進を生暖かく見守りながら道を譲るべき、と思うのです。
ただ最近は、『MAMApicks』って「団塊ジュニアの子育てあるある」な媒体なのかな、と考えると、これからさらに5年10年と媒体を続けていくにあたっては、いまの読者の皆さまを大事にしつつ、たとえばこの先「思春期」の話題も必要になってくるでしょうし、今後5年10年と媒体運営を続けていく上では、NHK Eテレのような重層的な構造を作り上げることが目標になってくるのかな、と思うのであります。


ライター:江頭紀子氏
世の中の母は頑張りすぎていないか? ――口内炎30個発生の原因を探る
http://mamapicks.jp/archives/52154893.html
(初出:2014年7月23日)

子育てや家庭の諸問題というのが、社会制度や福祉施設の整備だけではなく、労働環境が大きく関わっているのだということを改めて気づかされるコラム。当人の意識次第では?なんてブラック企業体質なコメントはお控えください。
そういえばかつて厚生省と労働省だったものが、厚生労働省というひとつの組織になったのは2001年のことですが、この件いつまでも縦割りではないということをすでに体現していただいているわけですね。よろしくお願いします。


ライター:狩野さやか氏
子への苛立ちは断ち切れるか?――母が子を正論で追い込む
(初出:2014年8月1日)
http://mamapicks.jp/archives/52155621.html

今年のMAMApicksでもっともページビューと反響をいただいたコラムです。
正論で追い込まれることって大人になってもたくさんあります。理不尽な怒りで追い込まれるのもしんどいですが、感情的×正論の激詰めは、されるほうもするほうもかなり消耗します。
ちまたにある「叱らない」子育ても「ほめる」子育ても、お題目は理想的ですが、親が感情を抑え込みすぎるってのは正直しんどいし、きっとよくない。むしろ気持ち悪い。寛容と厳格のはざまを振り子のごとく揺らしながら接するが親子関係では吉なのではないか、と引き続き悶々とする思春期子育て中の編集長であります。


ライター:西澤千央氏
【単独取材】メジャーリーガーの妻・青木佐知さん「家族はチーム!夫婦は互いをリスペクトして今あることをやり尽くす」
(初出:2014年12月30日)
http://mamapicks.jp/archives/52166809.html

プロ野球を愛してやまない編集長(ちなC)とライター西澤さん(ちなDe)の入れ込み企画。入れ込みって単語は『ズームイン!!朝!』の「プロ野球いれコミ情報」由来で、しかも某局のドキュメント番組「プロ野球の妻たち」をかってにリスペクトさせていただいております。
これをきっかけに、来年は編集長とライター各位の興味のおもむくまま、意外なインタビューや取材企画をやりたい放題に取り組んでみたいという意欲がわいてきましたので、どうぞよろしくお願いします。


ライター:ワシノミカ氏
出産&育児の常識が変わった? ――知識のアップデートと情報取得の複線化
(初出:2014年11月4日)
http://mamapicks.jp/archives/52162925.html

子育て界隈におけるネット発言では、パーソナルな経験とせまい知識だけでおおいにモノを語ることって本当に危険で炎上要因なわけですが、たゆまず情報をアップデートしつつ、謙虚に物言いすることをつねに心がけておかないといけないな、と自戒をこめつつ有象無象の子育て関連コンテンツにたずさわる皆さまにも謹んで申し上げたい次第です。


ライター:真貝友香氏
産後ひさびさの夜のお酒でやらかしてしまった話
(初出:2014年10月23日)
http://mamapicks.jp/archives/52161907.html

このコラムに関してはカミングアウトしていただいたライター真貝氏(そして夫君)へ敬意を払いつつ、ツイッターで賛同のツイートをいただいた読者の皆さまにも御礼を申し上げたいと思います。
とはいえ、ついこういう文脈から神妙になることを茶化さずにはいられなくなってしまう編集長の悪いクセで、文末の『西遊記』孫悟空の金色の輪「緊箍児(きんこじ)」のくだりで、マチャアキ孫悟空を動画で挿し込んじゃいました。
でもこれ、本放送は1978年から1980年にかけてですから編集長自身も大して記憶がないんですが、案の定この件については反響がまったくなかったことが大変遺憾でございました。


ライター:山本佑美氏
【書評】『ママだって、人間』妊娠・出産・育児の「おかしい常識」に真っ向から向き合う一冊
(初出:2014年4月21日)
http://mamapicks.jp/archives/52147203.html

ネットで話題になった子育て界隈ニュースでのまとめ記事系で尽力いただいたライター山本氏。最近そういうたぐいのサイトが増えてきたこともあるばかりか、対して話題でもないのに話題に仕立て上げる風潮に辟易してしまい、最近その手のことはやりたくなくなってしまいました。まとめや書評でのたしかな考察っぷりは、来年以降もその力を新たに発揮いただきたいところであります。


ライター:大野拓未氏
【米国発】オンライン在宅勤務「テレコミュート」導入企業が7年間で約8割増
(初出:2014年10月23日)
http://mamapicks.jp/archives/52152624.html
「テレコミュート」っていう単語が日本でも流行れば!と思い攻めてみたものの、まだ日本ではメジャーでない単語のようです。いまのところこのワードでググると当サイトが1位ですので、2015年にはぜひオンライン在宅勤務「テレコミュート」を流布していただき、日本の子育て環境にはもちろん、当サイトにも恩恵があることを願うばかりです。


ライター:福井万里氏
「母性」―― それは、子を育てながら育むもの
(初出:2014年3月3日)
http://mamapicks.jp/archives/52142891.html

今年デビューのライター福井氏。公開するコラムがすべて高い打率(反響)。
そしてネットで微妙に定番なネタを、たとえばこちらの記事の、「えっ…私の母性本能、なさすぎ…?」も、某転職会社のバナー「うわっ…私の年収、低すぎ…?」のオマージュだったり、ネット文脈を多分に意識していただいているあたり、わかるやつだけわかればいい小技は今後も楽しみにしております。



さて、そろそろ年が明けそうなので、あとは去年のコピペで締めようと思うのですが、2015年もますます、賛同・共感できる話題とともに、「溜飲を下げて、腹に落ちる」記事を作っていきたいと思います。来年も『MAMApicks』をご愛読のほど、よろしくお願いします。

昨年に続いて最後にお願いです。
『MAMApicks』においては、年末年始にもかかわらず本記事を読んでいただけるような愛読者の方でライターに参画したい!という方をひっそり募集いたします。(選考アリ)

さらに、ライターではないけれど、MAMApicksの個性あふれるライター陣のコラムをいつも楽しみにしていて、MAMApicksをスポンサードしたい!タイアップができないか?という稀有なクライアント様も、諸手を挙げて歓迎いたします。
おかげさまで今年も大手クライアント様はじめ、数々のお問い合わせや案件をいただくことができました!

2015年も引き続き『MAMApicks』をご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます。


▼MAMApicksの媒体資料・お問い合わせおよびライター申し込みは、運営会社である当社ホームページか編集長のFacebook、ツイッターまで!
http://fmcm.jp/

深田洋介
学研で学年誌や幼児誌の編集者を経て、ネット業界へ。AllAboutで育児・教育ジャンルの立ち上げ、サイバーエージェントの新規事業コンテストでは子育て支援のネットサービスでグランプリ獲得。現在は独立して、子育て・教育業界×出版・ネット媒体における深い知識と経験・人脈を駆使して活動中。編著に『ファミコンの思い出』。

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