胸元につけるカメラが今いちばんウェアラブル!

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2015年01月10日 11:10  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

スマートフォンのカメラ機能が進化して、一般の人が写真や動画を撮影する機会が飛躍的に増えた。これによって、以前ならめったにお目に掛かることがなかったような“決定的瞬間”が記録されることも格段に増えたと思う。

そして、ウェアラブルデバイスの登場によって、撮影はさらなる段階へと進みそうだ。

とはいえ、“構える”プロセスが必要だとすれば、ウェアラブルデバイスといえども、スマートフォンのカメラとたいして違いはない。しかし、構える必要がないのなら、写真はまったく違うものになるはずだ。そんなユニークなウェアラブルカメラがある。

衣服の襟にさりげなくクリップ

『Narrative Clip』 というこの小さいタブレット型のカメラ、背面にクリップをつけることができ、衣服の襟などに簡単に取り付けることができる。

『GoPro』のようなアクションカムはたしかに手ぶらで使うことができるが、見た目も仰々しいし、年がら年中頭につけているわけにもいかない。しかし、これなら毎日胸につけていてもあまり違和感はない。

NarrativeClip201

30秒おきに自動で撮影をする

もうひとつのユニークな特徴は、このカメラがオートマティックだという点だ。

1分間に2枚の写真を自動的に撮ってくれる(ダブルタップすることで任意に撮影することもできる)。これが、かつてない視点をもたらす。料理中に、トランプ中に、運転中に、自分の両手が入った写真を撮ることができるのだ。

小さい子供の世話をしながら写真も撮るなんていうことは、実際はなかなか難しいものだが、このカメラなら思い出は自動的に記録されていく。

撮影機能など大幅にアップデートした最新版が登場

そしてこの『Narrative Clip』のシリーズに、性能を向上させた『Narrative Clip 2』が登場した。

画素数は8メガピクセルになり、さらに86度という広い画角を持つレンズを備えている。また、8GBのメモリーが内蔵され、GPSも備えている。充電はUSBケーブルで行い、バッテリーは30時間もつという。

『Narrative Clip 2』は、Wi-FiやBluetoothで通信が可能だ。撮影した画像は、カメラを電源に接続したときにWi-Fi経由で自動的に専用のオンラインストレージ『Narrative Service』に送られる。また、Bluetoothを使えば『Narrative Clip 2』のリモートコントロールも可能だ。

『Narrative Serivice』に保存された写真は、iOSデバイス、Androidデバイス、そしてPCなどから閲覧したり、シェアしたりできる。また、『Narrative Service』には、撮られた写真を自動的に分類して、ベストショットを選んでくれる機能もある。


動画を別画面で再生する

この『Narrative Clip 2』は199ドルで、2015年中にデリバリー開始予定だ。ほかにはない手法で写真を自動的に記録してくれるこのデバイスは、社会にも、個人にも、新しい画をもたらしてくれる気がする。

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  • ふむ、これをつま先につければ……逮捕。
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