散らばった家のリモコンを一括管理できるスマートリモコン

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2015年01月18日 12:40  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

リビングを中心に、テーブルの上にはリモコンが増殖している。これらをスマートフォンでまとめるという手法もあるが、家電を操作するのにスマートフォンでアプリを起動するのは不便だし、いつでも誰もが使えるように、やはりテーブルの上に家族が共有できるリモコンが置いてある方が良い。

そこでクラウドファンディングの『Kickstarter』に登場したのが、スマートリモコン『NEEO』だ。

『NEEO』は複数のデバイスをコントロールできるだけでなく、使用者も見分けて、その使い勝手を合わせてくる。『Kickstarter』では瞬時で目標額を達成してしまった。

手のひら認証するスマートリモコン

複数のリモコン機能をまとめて1台で対応できるというのが『NEEO』の主な機能だ。

特徴的なのは、『NEEO』にはリモコンと“ブレイン”と呼ばれる親機があることだ。リモコンはデバイスのコントロール装置で、ブレインは各デバイスとの通信を行う。

『NEEO』は出荷時にメジャーなメーカーのリモコン機能がほぼプリセットされており、3万種類以上のガジェットデータベースと共に出荷される。したがって、わざわざ機能を学習させる必要はなく、メニューから機器を選択するだけで使えるようになる。

一方のブレインは、360度赤外線照射でき、Bluetooth、Wi-Fi、6LowPAN、ZigBee、Z-Wave、Threadに標準対応しているので、部屋中のデバイスと連携できる。

手のひら認証

また、リモコンに手のひら認証機能が搭載されていることも見逃せない。

リモコンを手にした利用者が誰であるかを判断し、その利用者のお気に入りのコンテンツやプレイリストなどをディスプレイ上に表示する。ディスプレイは291ppi・480×800・3.2インチタッチスクリーンというからかなり鮮明だろう。スマートフォンのような操作性が備わっている。

また、子供が手にすれば、ペアレンタルコントロールが作動するようになっているので安心だ。このリモコンがどこに置かれたかわからなくなった場合は、ブレインからブザーを鳴らして、居場所を突き止められるようになっている。

さらに、このブレインはインターネットに接続され、約10万台のデバイス情報を持ち、過去10年間に製造された主なAV機器にも対応しているという。

それだけではない。ブレインが接続されるデータベースに新製品の情報が追加されると、ダウンロードして利用できるようになることだ。つまり、『NEEO』を購入した後に発売されたデバイスにも対応できるということになる。

なお、リモコンは一度充電すれば数ヶ月は使用可能な低消費電力設計がなされている。


動画を別画面で再生する

なんでもスマホではない、という人に

何から何までスマートフォンで制御することが必ずしも便利であるとはいえないし、快適であるともいえないだろう。

しかし、家電品を購入する毎に増え続けるリモコンにもうんざりしている、という人には、『NEEO』は新しい利便性をもたらしてくれるかもしれない。

 

このニュースに関するつぶやき

  • 音声認識と音声説明の機能、そして音声出力プログラムを変更できる機能はいつごろつくのかな?(ww
    • イイネ!2
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