レアルMFベイル、マンU移籍を否定「ファンに愛されているし満足」

レアル・マドリードに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルが27日、スペインのラジオ局『カデナ・セル』の番組『エル・ラルゲーロ』に出演してインタビューに応じ、噂されているマンチェスター・Uへの移籍話を一蹴し、クラブに残留することを明言した。28日のイギリス紙『デイリーメール』などが報じた。

　インタビューで移籍の話について問われたベイルは、「僕はここで充足感に浸っているし、ファンからの愛も感じている。僕はピッチで自分の実力をもっと見せて、できるだけ多くの栄冠を獲得したい」とレアル・マドリードでの意気込みを語り、「僕はピッチで良いプレーができると感じているし、僕は自分らしいプレーをして、ゴールやアシストを決めている。それには満足だ」と、クラブに満足していることを明かした。

　また、「ファンは素晴らしいし、ホームのベルナベウでプレーするのは大好きだ。僕はもっとゴールを決めたいと思っている。ホームでゴールを決めるのは本当にワクワクする」と、クラブに満足している理由の1つに、サポーターやホームのサンティアゴ・ベルナベウも含まれていると明かした。

　そして、「僕はクラブを去ろうとは考えていない」と断言したベイルは、「僕は最近のインタビューでも自分がレアルに不満を持っているという噂について聞かれたけど、僕の契約はあと4年半残っている」と語り、噂を否定している。

　なお、ベイルはレアル・マドリードでこれまでに通算72試合に出場し、36ゴールを記録しており、今後数試合で出場停止となるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの代わりに攻撃の中核となる可能性が高い。

　レアル・マドリードは、31日に行われるリーガ第21節でレアル・ソシエダと対戦する。