島原鉄道南島原駅の木造駅舎が解体へ - 最後の駅舎一般公開を2/13から実施

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2015年02月09日 10:52  マイナビニュース

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長崎県の島原鉄道は16日から始まる南島原駅舎の解体工事に先立ち、13〜15日に駅舎一般公開を実施する。


同社によれば、長崎県が整備する臨港道路が南島原駅構内を通ることとなり、鉄道施設のうち乗務区事務所、排水処理施設、揚水施設の移転が必要となったが、乗務区事務所については代替用地が確保できず、やむをえず南島原駅舎内への移転を決めたという。


駅舎については、大正時代の建築で木造駅舎としての歴史的価値もあることから、事務所移転への対応として当初は改修を検討。その後、「老朽化とシロアリ被害が激しく、建て替えるよりも費用がかかり、しかも安全性に対しても不安が残る」との専門家の意見を受けて建替えを決めた。駅舎公開は2月13日13〜17時、2月14・15日9〜17時に実施。この3日間はホームに寄せ書きを設置し、見学者に駅舎への感謝の言葉やお別れのメッセージを記入してもらうとのこと。


その他、2月12日から現在の南島原駅の外観を再現したペーパークラフトも販売開始。価格は硬券付きで800円。本諫早駅、愛野駅、多比良駅、島原駅、南島原駅で取り扱うほか、郵送による通信販売も行う。


(佐々木康弘)



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  • いい駅舎だけに、解体は残念だな…。
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