「自分と違う職業」を子どもに望む親は64.6% 自営業の4人に1人は「絶対やめて」

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2015年02月20日 15:40  キャリコネニュース

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現役就活生および卒業後2年以内の就活経験のある子どもを持つ保護者を対象に、マイナビが意識調査を行った。調査では「子どもにあなた(もしくは世帯主)と同じ職業に就いてもらいたいと思いますか?」という質問をしている。

最も多かった回答は「特に希望がないのであれば、(自分と)違う職業に就いて欲しい」というもので、49.6%と半数を占めた。「絶対に違う職業について欲しい」と答えた親も15.0%おり、自分と同じ職業を望まない親を合計すると64.6%にのぼる結果となった。

公務員の4割超「子どもが希望するなら同じ職業に」

一方、「子どもの希望にかかわらず」自分と同じ職業に就いて欲しいと強く望んだ親は、わずか1.4%。「子どもが希望するのであれば」という条件付きでは34.0%だった。

さらに、世帯主の職業を回答した435人で集計してみると、自分と「絶対に違う職業に就いて欲しい」という回答率が最も高かったのは「自営業/自由業」で25.0%だった。自由を得るための苦労を、子どもに味合わせたくないということか。

自営業者とは反対に、「子どもの希望にかかわらず同じ職業に」と願う回答率は、医師・看護師・弁護士などの「専門職」が最も高く10.0%で、「会社員/団体職員」はわずか0.5%だ。

「子どもが希望するのであれば同じ職業に」と答えたのは「公務員」の親が最も多く43.7%だった。自らの職業選択はそう悪くなかったと感じているのだろう。「会社員/団体職員」では「特に希望がないのであれば違う職業に」と答えた人が51.7%と半数を超えており、やや不満や後悔が透けて見える。

また、「子どもには定年まで(新卒入社した会社で)勤めて欲しい」かどうかを尋ねたところ、60.3%の親がイエスと答えた。「転職してキャリアアップして欲しい」と答えたのは39.7%にとどまった。

父母別に見ると、「転職・キャリアアップ」を望んだのは、父親より母親の方が1ポイント高く40.4%。息子にそう望む親は31.0%だが、娘に対しては53.0%の親が「キャリアアップ」を望んでいるという。

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  • 将来のお嫁さんの気苦労を考えて父親とは別の仕事に就いてほしいと思ってる。
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