フッキが人種差別の被害に…度重なる行為に「受け入れられない」

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2015年03月16日 19:20  サッカーキング

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ゼニトでプレーするフッキ(右) [写真]=Getty Images
ゼニト・サンクトペテルブルクに所属するブラジル代表FWフッキが、15日に行われたロシア・プレミアリーグ第19節のトルペド・モスクワ戦で、相手サポーターから人種差別チャントを受けた。同日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 現在28歳のフッキは、昨年の9月27日に行われたスパルタク・モスクワ戦でも同様に人種差別行為を受けていた。

 同選手は「理解も説明も、受け入れることもできない。こういうことに遭遇するのは初めてじゃない」と、度重なる人種差別への怒りを露わにした。一方で「人種差別主義者たちがなにかをしていても、僕とチームメイトは試合だけに集中するよう努めたよ」と、明かしている。

 また、ゼニトを率いるアンドレ・ビラス・ボアス監督は、試合後の会見でこの人種差別行為について「サッカー界の恥で、ロシア中の恥だ。起きてはいけないことが起こった」と、語った。

 なお、試合はフッキのゴールでゼニトが先制するも、後半アディショナルタイムでトルペドに同点とされ、引き分けに終わっている。



このニュースに関するつぶやき

  • あらゆる競技、あらゆる生活の場、あらゆる地域で差別があり時には命さえ大量に奪われる。差別することはISのやってることと何らかわらない!!隔離して二度と社会に出すべきじゃない!!
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