【アニメキャラの魅力】可愛さと強さを併せ持つ不思議な少年「アラジン」の魅力とは?『マギ』

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2015年03月27日 08:50  キャラペディア

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(C)大高忍/小学館・マギII製作委員会・MBS
アニメとしては2012年に第1期、2013年に第2期が放送された『マギ』は、「千夜一夜物語」を題材とした冒険物語です。今回は、「歴史上初めての4人目のマギ(世界の王を選ぶ存在)」である本作の主人公「アラジン」の魅力を紹介します。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■不思議な存在

 アラジンが魅力的な主人公であることの大きな理由として、「歴史上初めての4人目のマギ(世界の王を選ぶ存在)」という「イレギュラーな存在」である事が挙げられると思います。『マギ』の物語は、アラジンが「僕は一体何なの?」と問いかけるシーンから始まります。この物語の核は、アラジンが自分が何者で、自分の使命が何であるか?を追い求め、その使命を果たしていくこと。まだまだ謎の多い不思議な存在である「アラジン」。そんな彼を中心にストーリーが展開されるからこそ、物語も深くおもしろく沢山の人達を惹きつけるのではないでしょうか。

■お胸の大きなお姉さんが大好き

 「アラジン」は、「お胸の大きな美人なお姉さんが大好き」です。これを「アリババ」が言うとセクハラで訴えられそうですが、「アラジン」だとなぜか許せてしまうから不思議です。アニメ第8話の「特訓の日々」では、階段の上に見えるマイヤーズ先生の胸を目指す事でうさぎ飛びを克服してしまったほどの筋金入りです。

 欲望に対して忠実で、純粋無垢であることがアラジンの長所だと思います。それは欲望だけではなく“世界のために戦う”という大きな目標に対しても同じです。「お胸」でも「世界の平和」でも、等しくまっすぐに進んでいける「アラジン」。かなりの大物だと思いませんか?

■ただの可愛い少年じゃないんです

 アラジンは、ただ見た目が可愛いだけの少年ではありません。アラジンを見ていると、こんな風に誰かに優しくなれたら、こんな風に強くなれたら、と憧れや尊敬の気持ちを抱いてしまいます。

 マグノシュタット学院学長であるマタル・モガメットとのエピソードには、特にぐっと心を掴まれます。モガメットの考えや思想を自分が理解出来ないことについて、単純に間違っていると判断するのではなく、色々な面からモガメットのおこないを見て、直接会話をして、モガメットという人を理解しようとします。普通の子供なら「なんかこのおじさん怖い」で終わりますよね。しかし、アラジンはどんな相手にも正面からぶつかり、なぜ相手はそう思うのだろう?、と考えます。そして、それでも違うと思うことに対しては、“違う”とはっきりと言うのです。そんな「優しさと強さを併せもつ少年」であることこそが「アラジン」の最大の魅力ではないでしょうか。

 物語の当初はどこかふわっとした存在の「アラジン」でしたが、自分の宿命を理解して目的に向かって進み、成長していく姿はとてもカッコ良いです。可愛い見た目はそのままに、カッコよさにも磨きがかかっていくに違いない「アラジン」。これからも大注目です。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:ゆうあい(キャラペディア公式ライター)

(C)大高忍/小学館・マギII製作委員会・MBS

このニュースに関するつぶやき

  • マギは良くできた作品だと思う。中華っぽいのも混ざってるけど千夜一夜を題材してるとは言え安直にアラジンやアリババって名前使うのはどーなん?とも思う、
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