伊賀鉄道伊賀線、2017年4月から公有民営方式へ - 三重県伊賀市・近鉄と合意

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2015年03月31日 21:13  マイナビニュース

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三重県伊賀市と近畿日本鉄道、伊賀鉄道の3者はこのほど、2017年4月から伊賀線を公有民営方式に移行することで合意に達したと発表した。


伊賀線は伊賀上野〜伊賀神戸間16.6km、14駅のローカル線。元は近鉄伊賀線だったが、2007年10月から近畿日本鉄道(近鉄)が第三種鉄道事業者として線路を所有し、近鉄と伊賀市が共同出資する伊賀鉄道が第二種鉄道事業者として車両を運行する形式で運営してきた。年間の輸送人員は164万人、経常損益は3億1,600万円(いずれも2013年度)で、赤字については2016年度を期限に近鉄と伊賀市が補填する取決めとなっている。


2017年度以降は伊賀市が第三種鉄道事業者となり、第二種鉄道事業者の伊賀鉄道は伊賀市から施設・車両・用地を無償で借り受けて運行と営業を行う公有民営方式(上下分離方式)となる。公有民営方式への移行にともない、近鉄は鉄道施設と車両を伊賀市に無償譲渡し、鉄道用地も無償で貸与する。あわせて一時金として3億円を伊賀市に支払うとしている。


(佐々木康弘)



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