もはや動くタイヤ!持ち運び可能になったスイスイ電動一輪車

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2015年04月04日 11:30  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

都市を快適に移動でき、持ち運びもOK、しかも格安! という電動一輪車『moCycl』が、クラウドファンディングの『Indiegogo』で大好評だ。

スイスイ移動できる電動一輪車

スペイン・バルセロナ在住の開発チームが製作したこの一輪車。ご覧の通り、ぱっと見た感じは、FRP製(繊維強化プラスチック)ボディでカバーされた“ただのタイヤ”。普通の一輪車と違って、ペダルはなく、左右にステップがあるだけだ。

MOCYCLE_PRINCIPAL-logo-antiguo-copia1-680x1024

が、侮ることなかれ。電源スイッチをオンにし、ステップに両足を乗せれば、街中を快適に移動することが可能。左右への旋回は、曲がりたい方向の足に重心を移動すればOK。ポールなどの障害物があっても、よけたい方向へ体重移動すれば、見事にタイヤがその方向へ向きを変えてくれる。

重さは9kgと超軽量、持ち運びもできる

『moCycl』のキャッチフレーズは、“世界一小さくて、軽いSUB”。SBUとは、“Self Balance Unicycle(セルフ・バランス・ユニサイクル)”、つまり自立走行ができる一輪車という意味だ。自立走行は、ユニット内に電動モーターを搭載することで可能にしている。

主なスペックは、ソニー製リチウムイオンバッテリー、高さ45cm×幅39cm、重量9kg、最高速度18km/h、充電時間45分、満充電時の航続距離20km、価格879ユーロ(約11万4,000円)となっている。

FRP製の外装には、航空技術を駆使し空力特性に優れたデザインも採用。雨天での使用も考慮して、防水処理も施している。バッテリーやモーターも搭載して、重量9kgはかなり軽量。ある程度の持ち運びも可能だ。持って移動する際は、ステップを折りたたむことができ、グリップも付いている。

moCycl2

この電動一輪車について、開発チームは

都市の移動用乗り物として、最もコンパクト。ジムのロッカーにも入る大きさだし、持ち運びもできるから、オートバイや自転車のように駐輪スペースや盗難を心配する必要もない。保険やガソリン代は不要だし、一般的な電動バイクよりも安価

だという。

チームの主張が多くの共感を呼んだのか、『Indiegogo』で行われている先行販売キャンペーンでは、目標出資額5,000ユーロ(約64.8万円)に対し、2015年4月1日現在で7,342ユーロ(約95万円)の出資を集めている。達成率147%をあげ、まだまだキャンペーンは進行中だ。


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スケートボードやキックボード的な感覚で、街中をスポーティに移動できる注目の電動一輪車『moCycl』。『Indiegogo』で注文した人へのデリバリーは、4月から開始される予定だ。

このニュースに関するつぶやき

  • 日本のクソみたいな規制ホントやめてほしいわ。 こういう新しい道具を規制するよりスマホ見ながら歩いたりチャリ乗ったりするんをきっちり取り締まれよ。
    • イイネ!1
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