日本代表DF長友佑都は、所属するインテルとの契約が2016年6月までとなっているため去就に注目が集まっている。しかし同クラブに交渉を急ぐつもりはなく、今のところ契約延長についての話し合いは行われていない。4月30日、イタリアメディア『Fcinternews.it』が伝えた。
今シーズン長友は、副キャプテンを任されるなどチームの中心として活躍が期待されたが、負傷に苦しみセリエAでこれまで10試合の出場にとどまっている。
同メディアによると、去就について考えられる可能性は2つだという。
一つ目は移籍金が発生する今シーズン終了後の移籍。2016年6月に契約満了を迎えるとクラブは移籍金を得られないため、今夏に売却するという選択がある。なお、長友にはイタリア国外のクラブから関心が寄せられているという。
もう一つは、来シーズンのスタートはインテルで迎え、そこから将来について話し合うという可能性。どちらにしても、現時点で契約延長交渉が行われていないことから、クラブが長友の残留についての決断をあまり急いでないことを示していると、同メディアは伝えている。