レアル・マドリードは、マンチェスター・Uからレンタル移籍で加入しているメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスの買取オプションを行使するかの決定について、4月30日までとなっていた締め切りを今シーズン終了後まで延長するように要求したという。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
エルナンデスは今シーズン加入したレアル・マドリードで、フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表MFガレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの”BBC”トリオに割って入ることができず、満足な出場機会が得られていなかった。
しかし、4月に入りベンゼマとベイルが負傷離脱すると、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦でチームを準決勝に導くゴールを決めるなど、評価が急上昇。同クラブ残留の可能性が噂されるようになった。
同メディアによれば、買取オプションは30日に失効となったが、レアル・マドリードはこの締め切りをシーズン終了後まで延長するよう求めたという。
シーズン終盤に訪れた貴重なチャンスを結果に結びつけたエルナンデス。クラブの要求が通れば、これから佳境を迎える大事な時期に、さらなるアピールを目指すこととなる。