『繰繰れ!コックリさん』というタイトル通り、主人公の「市松こひな」が「コックリさん」を呼び出すところから物語は始まります。しかし、彼女が呼び出したのは普通の「コックリさん」ではありません。キツネの耳を生やした着物姿の成人男性。どう見てもコックリさんらしからぬ風貌をしています。今回紹介するのは、そんな『繰繰れ!コックリさん』の中に登場する獣耳イケメン「コックリさん」です。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■外見とは裏腹に常識人
第1話でこひなに呼ばれて現れたコックリさん。しかし残念なことに、当のこひなからは不審者扱いされ、塩を撒かれてしまいます・・・。その後はなんとか和解(?)して、コックリさんはこひなの家に居候するようになりました。基本的にコックリさんは常識人で、こひなの“電波な言動”にいちいちツッコミを入れてくれます。話が進むごとにアクの強いキャラクターも増え、コックリさんの苦労もまた増えていくのです・・・。
■女子力が高い
コックリさんの家事スキルは主婦並みです。料理、洗濯、掃除など日常の雑務は完璧。彼のおかげで、カップ麺オンリーだったこひなの食生活も、かなり健康的になった模様です。また、こひなに対する接し方も見どころです。コックリさんはこひなのことを第一に考え、時には優しく時には厳しく、まるで彼女の母親のように接します。こひなを真人間にするため、笑顔の練習をさせたり友人作りを画策したり、カップ麺を取り上げたり・・・。“女子力”というより“オカン力”全開ですね。
■キツネ姿も可愛らしい
コックリさんは自分の意志で姿を変えることができます。その姿というのは大きな鈴を首にかけたキツネなのですが、これが実に可愛らしいのです。いつもはコックリさんに冷たいこひなも、この姿になるとイチコロ。柔らかい毛をモフモフしたり、肉球を触らせてもらったり、キツネ状態のコックリさんはケモノ好き女子にはたまりません。
■元は神社に祀られていた
元々、コックリさんはとある神社に宿っていた神様でした。しかし、時の流れと共にその存在を忘れられ、誰からも信仰されなくなりました・・・。神社も廃れて行き場所のなくなったコックリさん。こひなは覚えていないようですが、実は過去に神社で出会っているようです。その時を懐かしげに語るコックリさんの姿にはどこか哀愁が漂っています。
ちなみに彼はかなりの長生きらしいのですが、年齢のことを話したがりません。サバを読みたくなるお年頃・・・なのでしょうか?胃潰瘍や抜け毛に悩まされるストレス過多のコックリさん。ただ、こひなとの生活はとても楽しそうですので、これからもずっと続けてほしいですね。
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★記者:えみ(キャラペディア公式ライター)
(C)遠藤ミドリ/スクウェアエニックス・「繰繰れ! コックリさん」製作委員会