スペインサッカー連盟(RFEF)は6日、テレビ放映権に関する政府の指示に抗議し、すべてのカテゴリーにおいて16日から今シーズン終了までストライキを行うことを発表した。同日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
スペイン政府は4月30日に国内サッカーリーグの放映権の販売、分配における新ルールを承認した。プレミアリーグやブンデスリーガなどと違い、リーガ・エスパニョーラは、これまで各クラブがそれぞれ単独で放映権の交渉を行えたため、それがリーグ内で大きな格差を作っていた。今回はそれをリーグで一括管理し、分配のバランスを取るという内容だった。
しかし、同連盟は新たな方式では不十分であるとし、「スペイン政府はスペインサッカー連盟に対して失礼な態度を取った。この内容の勅令では解決することなく失敗し、新たな問題を生み出す。スペインサッカーは無視され、侮蔑された」と政府に対して抗議をしている。
該当する日程には17日のリーガ・エスパニョーラ第37節と23日のリーガ・エスパニョーラ最終節のほか、30日に開催が予定されるコパ・デル・レイ決勝も含まれている。