「NINKU-忍空-」イベントで桐山光侍が20年前を回想、鈴木結女ライブも

357

2015年05月15日 23:21  コミックナタリー

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

コミックナタリー

ヒロユキのぬいぐるみを持ち登場した松本梨香。 (c)桐山光侍/集英社・ぴえろ
桐山光侍原作によるアニメ「NINKU-忍空-」の「TV放送20周年記念!NINKU-忍空- Blu-ray BOXイベント」が、去る5月9日に新宿ピカデリーにて開催された。

【大きな画像をもっと見る】

2巻構成のBlu-ray BOXが6月から発売されていく「忍空」。イベントではまず、「ジャンプスーパーアニメツアー'95」にて公開された「NINKU-忍空-ナイフの墓標」の上映が行われた。

上映後には風助役の松本梨香、藍ちょう(ちょうは月に兆)役の真殿光昭、橙次役の小杉十郎太が登壇してトークショーを実施。20年前から自宅に飾っていたという、ヒロユキのぬいぐるみを持ち登場した松本は、「ナイフの墓標」を鑑賞した感想について「『忍空』って、なんでこんなに泣けるんでしょう。心に届くものがあるんですね」とコメントする。続けて真殿が「元忍空組十番隊隊長、酉忍の藍ちょう!」と決め台詞を叫んで挨拶。すると小杉は「なんで(キャラクターの声で挨拶)やっちゃうの」と語りながらも「空蛇掌!」と橙次の必殺技を披露した。

先日Blu-ray BOXに付属するドラマCDの収録で、20年ぶりにそれぞれのキャラクターを演じたという3人。「キャラクターを演じる上で抵抗はなかったか」と司会者から問われると、松本と真殿は「全然なかったですよ」と返す。一方で小杉は「なかった…ですよ!」とたどたどしい口調で述べながら、マネージャーから「小杉さん20年ぶりですけど、大丈夫ですか?」と心配されたエピソードを明かし、会場を笑わせる。

ここで原作者の桐山、アニメの監督を務めた阿部記之、主題歌を担当した鈴木結女もステージに。桐山は「20年後にここで挨拶することになるとは思っていなかったので、感慨無量です。連載中は本当につらかったんですが、(当時)アニメを見たときはその思いが浄化されるようでした」と回想。阿部もアニメの制作時を振り返り「バトルシーンは暗いところで展開したほうが絵になるんですが、『忍空』の場合、原作がカラフルなイメージだったので明るい中で戦わせました。これは当時ではわりと新しくて、うまくハマったと思っています」と語った。

また桐山はアニメには未登場の干支忍について「当時は出せずじまいだったんですが、その後原作でも12人全員が登場したので、新たな『忍空』があったらいいなと思います」とコメントし、アニメの新展開にも意欲を見せる。最後に松本が「今の自分があるのは風助と出会えたからだと思っています。私もこの作品に色々と支えられてきました。人と人との繋がりが描かれている作品なので、『忍空』が何らかの形で皆さんの支えになれば」と、その思いを口にした。

このほかイベントの終盤には鈴木のミニライブも。「空の名前」「それでも明日はやってくる」を2曲続けて歌い上げると、サプライズで松本もミニライブに参加し、「輝きは君の中に」をデュエットで披露した。

「NINKU-忍空-」のBlu-ray BOX1は6月26日、BOX2は8月26日にそれぞれ発売。BOX1には完全新作のドラマCD「藍ちょうの結婚式」、BOX2にはイベントでも上映された「NINKU-忍空-ナイフの墓標」などが収録される。

このニュースに関するつぶやき

  • 絵は下手だし話は支離滅裂。それなのに次の単行本が待ち遠しい不思議な漫画だった。名作や傑作とは呼ばれないかもしれないけれど、記憶に長く残る魅力的な作品だと思う。
    • イイネ!27
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(175件)

ランキングゲーム・アニメ

前日のランキングへ

オススメゲーム

ニュース設定