シャルケとの契約を解除されたMFケヴィン・プリンス・ボアテングが、古巣の日本代表FW本田圭佑が所属するミランへの復帰を検討していることが明らかになった。19日付のドイツメディア『Sportal.de』が報じている。
日本代表DF内田篤人の所属するシャルケは11日に、ボアテングとMFシドニー・サムとの契約解除を発表していた。次なる所属チームを探すボアテングは、その候補として古巣のミラン復帰を検討している模様だ。
2010年から2013年までミランでプレーしていたボアテングは、3シーズンでリーグ戦74試合に出場し10ゴールをマーク。12−13シーズンには現在本田が背負う「背番号10」をつけていた。
ボアテングは、イタリア・メディア『メディアセット』のサッカー番組『ティキ・タカ』のインタビューに応え「ミランに戻ろうと思う。あの町が好きだし、またあそこに戻りたいと思っている。ガールフレンドもそこで働いているしね」と、古巣復帰の希望を口にしている。
また、13日にはナポリ移籍の可能性も報じられていたが、同選手は「バカンスが終わったら、全ての考えうる可能性を考慮したいと思う」と、“再就職”に向けて意欲を語った。
ボアテングは2013年夏にミランからシャルケに加入。初年度はブンデスリーガで28試合に出場して6得点を挙げたが、今シーズンは18試合出場で無得点だった。