乾電池の寿命は決して長くはない。しかし、実は今まで我々は“電池の寿命の約1/8しか使えていなかった”のかもしれないのだ。
そして、その電池をフルに使い切るための画期的なプロダクトが登場した。『BATTERISER』だ。
電池の寿命はまだまだ長かった
この『BATTERISER』の使い方はとても簡単だ。普段使う乾電池にこれを装着させてから使うだけである。すると電池が“従来の約8倍長く”使うことが可能となる。
本来アルカリ乾電池の場合、電圧が1.5V程度だ。しかし使ううちにその電圧は低下する。日本では0.9Vを終止電圧と呼び、JISで電池の寿命として定められている。終止電圧になると電圧的に乾電池は使えなくなるのだが、電池の容量としてはまだ全然残っているのだ。
そこで、この『BATTERISER』を用いると電圧を1.5Vに維持することで残った電池をしっかりと使い切るという仕組みである。
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薄くなければ意味がない。
この『BATTERISER』のもう一つの特徴は“厚みがわずか0.1mmしかない”点だ。この薄さが実現できているからこそ、従来の電池駆動の機器で問題なく使えるのだ。
もしこれがそれなりの厚みがあった場合、従来の機器に使うことができない。または容量的に不利な小さな電池を、大きなサイズに変換して使うといったことになるだろう。これでは本末転倒である。
だからこそ『BATTERISER』の薄さには大きな価値があるのだ。
そして、素晴らしいことにこの『BATTERISER』は予定小売価格が2.5ドル(約310円)と非常に安価だ。『BATTERISER』は現在プレオーダーイベントを計画中で、サイト上ではそのイベントの事前通知登録が可能になっている。
こんなに安価に電池の無駄を減らし、交換の手間も省ける。もはや手にしない理由がないのではないだろうか。
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