梅雨になると気になる浴室のカビ！みんなどうやって対策しているの？

　梅雨になると気になる住まいのカビ。でも、浴室のカビについては、この時期だけが気になるのではないようです。ネットリサーチ会社のインターワイヤード株式会社が実施した調査では、54.4％の人が「一年中ずっと」浴室のカビが気になると回答しています。

　男女ともに、浴室のカビについては、「一年中ずっと」という回答が最も多かったのですが、その感じ方には微妙な違いがあります。男性では、一年中ずっと気にしている人が47.2％だったのに対し、女性では65.2％に。女性の多くが、一年中、悩まされているようですね。

　また、調査では、浴室のカビの場所やイメージについて男女で違いがあることも明らかに。男性では目地が47.6％で、次いでゴムパッキン、壁の順番。一方、女性は6割以上がゴムパッキン。女性にとって浴室のカビといえば「ゴムパッキン」と感じているようです。

　浴室のカビについては、一年中ずっと気にしている人が多いのですが、具体的なカビ対策については、2人に1人しかしていないようです。そして、ここでも男女差が。男性ではカビ対策をしているのが46.6％だったのに対し、女性では約6割の人がカビ対策をしているようです。

　それでは、具体的には、どのような対策をしているのでしょうか。男女ともに「換気」するが最も多く、87.8％に達しています。次いで、「こまめに掃除する」が42.6％、「防カビ剤を使う」が22.0％。浴室の壁や床に冷水をかけるという人も16.5％いました。

　なお、この調査では、「裏ワザ・おすすめのカビ予防対策」についても聞いています。回答には、わさびや酢などをスプレーする方法をはじめ、扇風機やストーブを使う方法も。カビは放っておくとすぐ生えてきてしまいます。やはり、換気とこまめな掃除が最も効果的なようですね。（下玉利　尚明）

ピックアップ