フランクフルトに所属するMF乾貴士が、スペインのエイバルへ移籍目前であることが分かった。地元紙『Frankfurter Rundschau』が22日に伝えたもので、週明け24日にも乾の退団が発表される見込みとしている。
フランクフルトは22日のブンデスリーガ第2節でアウクスブルクと引き分け、乾はベンチ入りメンバーから外れた。
同紙は、クラブのマネージャーを務めるブルーノ・ヒュブナー氏の「乾からアルミン・フェー監督に対し『このチャンスをつかみたい』という願い出があった」という発言を紹介。乾の希望にフェー監督が沿う形でベンチ外となったようだ。
ヒュブナー氏は乾が移籍する方向で話が進んでいることを認め、同紙は、その行き先はスペインのエイバルだと伝えている。同紙によると、少額ながら移籍金が発生するが、フランクフルトは、乾の代わりとなる補強は検討していないとのこと。
また、フランクフルトは、MF香川真司が所属するドルトムントのドイツ代表MFケヴィン・ググロスクロイツの獲得に乗り出していることが伝えられていたが、金銭面で折り合いがつかず、破談になったとしている。