スマホの使い方で首のこりが解消できる?

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2015年08月26日 07:41  BOOK STAND

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『自律神経が弱っている人の9割は首がこっている』青坂 一寛 宝島社
■めまいや耳鳴りがする
■安静にしているのに突然心臓がドキドキして苦しくなる
■だるくてすぐに横になりたくなる
■夏でも手足が冷たい
■肩や腰などのこりが慢性化している
■食べ物が飲み込みづらいことがある
■目が乾いてピリピリしたり眩しく感じる
■口の中が乾いたりネバネバして不快に感じる
■暑くても汗をかかない
■手足にだけ異様に汗をかく
■原因不明の微熱が続いている

 こうした症状に思い当たる節はないでしょうか。実はこれらの不調、いずれも自律神経の乱れによって引き起こされるものなのだと言われています。

 自律神経を車でたとえるなら、交感神経はアクセルで、副交感神経はブレーキの役割を果たします。この交感神経と副交感神経、双方にとって要となっている場所が首。そのため、首に必要以上のダメージが加わり、こった状態になってしまうと、自律神経の乱れを招いてしまうそうです。

 そこで本書『自律神経が弱っている人の9割は首がこっている』では、首こりほぐしの方法を伝授。首のこりをほぐし、自律神経の働きを整え、上記のような症状を解消するべく、さまざまな術を教えてくれます。

 近年、首こりになる人が急増している原因のひとつには、スマホやパソコンの存在があるといいます。目を酷使し負担をかけ過ぎると、目の周りの筋肉が緊張し、それが首や肩にも伝わり、こりに繋がることに。さらに、画面を近くで見ることによっても、自律神経のバランスを壊すことになるのだそうです。

「目は近くを見ている時は副交感神経が優位な状態。しかし、体全体としては交感神経を優位にして集中力を高めています。すると目と体の自律神経がアンバランスになり、自律神経を余計に混乱させるといわれています」(本書より)

 このアンバランスさを解消するためには、窓の外を眺めるなど、なるべく遠くを見るようにすることで、目と体のバランスをとる必要があるようです。

 あるいは、姿勢も大事。とくにスマホを使用する際にとりがちな、うつむきの姿勢は、頭の重さが首にかかってしまうため、首こりの大きな要因となります。スマホを使用する際には、「うつむくのではなく、スマホを持ち上げ、目と同じ高さにして使用するイメージ」を持ちましょう。

 冒頭での症状に心当たりのある方、日常生活のなかで、知らず知らずのうちに自律神経の不調を自ら招く習慣をとっていないか本書にて確認すると同時に、その改善方法を試してみてはいかがでしょうか。



『自律神経が弱っている人の9割は首がこっている』
著者:青坂 一寛
出版社:宝島社
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  • スマホのバイブレーター機能を動作させて首に当て、こった部分をほぐす。
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