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永遠の愛を誓って結婚をしたはずの夫婦。でも、一緒に過ごしていくうちに、価値観の違いに気づいて、いつしか“別居”や“離婚”という文字が頭に浮かぶようになってきた……。
よくある話ですよね。
また、離婚を考えるとまではいかなくても、夫との価値観の違いにイライラしたり、ストレスを溜めているママも多いのではないでしょうか。
夫婦の永遠のテーマともいえる、この“価値観問題”ですが、他の夫婦の実態って、いったいどうなっているのでしょうか?
今日はコミュニケーションライターの筆者が、夫婦の価値観の実態とその対策についてお伝えしていきます。
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■判明!約3割の夫婦が「価値観の不一致」を感じていた!
オウチーノ総研(株式会社オウチーノ)が20〜69 歳の既婚男女 863 名を対象に、『夫婦の価値観』に関するアンケート調査を行ったところによると、70%は夫婦の価値観が「一致している」と回答。
一方で、30%の夫婦が、「まったく一致していない」もしくは「あまり一致していない」と答えたという結果に。
さらに、夫婦円満な家庭の 79.9%は、価値観が一致していると答えたとのこと。夫婦円満でない家庭の場合、価値観が一致していると答えたのはわずか18.1%でした。
次に、「夫婦の“価値観の一致”は、夫婦円満のために最も大切な要素だと思いますか?」という質問に対して、「最も大切だと思う」と答えた人は39.2%。「“最も”ではないが、大切だと思う」と答えた人は51.6%で、約9割もの人が「価値観の一致は大切」と考えているという結果に。
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価値観の一致は大切ではないと答えた人は、わずか9.2%でした。
やはり“価値観の一致”が夫婦仲に与える影響は大きく、夫婦円満を保つ上でもキーポイントになるようです。
■最も価値観の一致が重要なのは、○○だった!
約9割の夫婦が価値観の一致は夫婦円満のために大切と答えたということですが、価値観といっても、いろいろあります。
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この約9割の夫婦は、特にどんなことに対して価値観の一致の重要性を感じているのでしょうか?
質問をしたところ、最も多くの人が選択したのは“お金”(43.3%)で、次が“子育て”(27.5%)という結果に。
価値観の中でも、お金や子育てといった現実的なことに対しての意見の一致は、夫婦にとって特に重要なポイントなんですね。
■夫婦円満のための秘訣は「話し合い」、そして…
多くの人は、なぜかお金に関する話題を無意識に避けたがります。
お金に関する話題は確かに気まずいもの。でも、そうやって話し合いを避けることが、後々に大きな価値観の違いとなって自分たちを苦しめることに。
夫婦として共に生活していくのであれば、お金の管理の仕方、使い道、パートナーのお金の使い方に対して疑問に思っていることは、早めに明らかにしておきましょう。
子育てに関しても同様です。アンケートの中身を見てみると、特に教育方針に関して価値観の一致が大切だと考えている夫婦が多いので、教育方針に関しても、ふたりの意見が噛み合うよう、普段からどういった教育を子どもにさせていきたいか、子どもの成長に合わせてよく話し合いをしておきたいものですね。
話し合いの際は、自分とまったく違う価値観に腹が立っても、「あなたは間違っている!」と全面否定をするのではなく、まずは「あなたはそういう考え方なんだね」と相手の考えを受け取ることから始めましょう。
そうすることで、夫婦喧嘩をすることなく、親として冷静に話し合いができるはずです。
いかがでしたか。
自分とまったく同じような考え方の人間なんていません。いたとしても、自分と同じような人間であればそれほど魅力を感じることもないでしょう。
自分とは違った世界を持っているからこそ、そこに魅力を感じ、結婚に至ったのではないでしょうか。
価値観の違いに苦しんでも、きっとそれは話し合いやお互いの譲り合いで、すりあわせていくことが可能なはずです。まずは、相手の価値観を理解する姿勢を忘れないでくださいね!
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【参考】
※ 「夫婦の価値観」に関する実態調査 – 株式会社オウチーノ
【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。現在、1児の母。日々ヤンチャぶりが増す息子に振り回されながら、執筆業に励んでいる。
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