平和な町、並盛町を中心に繰り広げられるマフィアバトル&ギャグ漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』のメインキャラクター「獄寺隼人」。苗字の印象がなんとも厳つく、日本人離れした容姿でイタリアから来た彼。今回は、そんな少しとっつきにくそうなイメージの「獄寺隼人」の魅力を紹介します。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■夢は「ボンゴレ10代目の右腕」!
転校してきてすぐに綱吉に戦いを挑み負けた彼は、綱吉のことを「10代目」と呼び、尊敬の眼差しを向けるようになります。そして綱吉の右腕として役に立とう、守ろうとするのですが、頑張りすぎて空回りすることもしばしば。時には綱吉に危害を加えそうになってしまうことも・・・。それでも彼は、尊敬する綱吉の為に自分を犠牲にしてまで修行をしたり勝利を得ようとします。その度に命の大切さを綱吉の父・家光や綱吉に教えられ成長し、本当の強さを手に入れます。
■授業は不真面目だけど勉強はできる理系男子
学校では授業中に携帯を隠しもせずに使い、電池がなくなると早退したり、なにか注意されようものなら教師に喧嘩を売るような不良少年です。しかし、実は非常に頭は良く、綱吉や山本に勉強を教えたりもしています。勉強の時はもちろん、修行のときまで紙に書いて考えをまとめたり計算したりと、典型的な理系の行動を見せ、時々眼鏡をかけたりもします。さらに、彼の考えた「G文字」という暗号は彼にしか解読不可能で、10年後の世界に飛ばされたときにも活躍しました。
■漫画とアニメでちょっと変わった設定
漫画ではタバコを吸い、その火で武器であるダイナマイトに着火する事から、イタリアのマフィアの間では「スモーキン・ボム」と呼ばれていました。リング争奪戦では自分のライターで窮地を脱する場面もありましたが彼は中学生。未成年の喫煙という事になりますので、その設定はアニメでは変更されています。タバコは彼の持ち物から消え、ダイナマイトは自動着火というなんだかすごい武器に・・・。イタリアでの呼び名も「ハリケーン・ボム」になっています。ダイナマイトを持つと瞬時に着火するハイテク(?)武器を開発してしまうあたり、彼の理系脳ぶりが窺えます。
過去、辛い幼少期を過ごした彼は、「年上は全員敵だ」と言ったり小さい子供にも容赦をしなかったり・・・。一方で、綱吉以外の人物とはなかなか仲良くなれない彼にも意外と素直な一面があったりします。他にも、ピアノが特技だったり、姉・ビアンキが超苦手だったり・・・。そんな魅力満載の「獄寺隼人」の活躍を、是非漫画やアニメでご覧になってみてください。
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★記者:しろっこ(キャラペディア公式ライター)