2015年現在、脳波に関する研究は、多くのひとが思っているよりも進んでいるという。ある意味、このようなエンターテインメントのためのデバイスであれば、危険や不便をあまり伴わないので、導入も早いのかもしれない。
……なんていう『FUTURUS』らしいカタい文章がふさわしいのかどうかわからないくらい、やわらかいネタの記事である。なんと、脳波を感知して動く『うごくうさ耳』が登場したというものだ。
店内で装着する「うさ耳」
これは一般販売されるようなものではなさそうだ。『うさ耳』をつけて楽しむカフェであり、本格フレンチ・本格スイーツが食べられるほか、アーティスティックな本格雑貨も扱っているという『ニコラシャールカフェ』。そのカフェを中心に、複数の店舗を展開している『ニコラハウス』の店内で使われるグッズだ。
その『ニコラシャールクラブ』に入会したユーザーは、店内で『うさ耳』をつけて食事をする。その『うさ耳』は、来店回数に応じて豪華にかわいくバージョンアップしていくのだが、その『うさ耳』のなかに、脳波を感知して動く『動くうさ耳』が登場したというのだ。
『動くうさ耳』が選べるのは、前シーズン3ヵ月間中3回以上来店した『ハピネス』、『ワンダフル』レベルのユーザー。緊張したり、リラックスしたり、うれしかったり、悲しかったりすると、気持ちに応じてうさ耳が動くという。店舗で実際に導入されるのは9月1日からとのことだ。
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脳波を使った玩具も増殖中
この『ニコラハウス』のユーザーがどういう層なのか、いまひとつわからないので(筆者のような40過ぎのオッサンが「おっ、面白そう!」といって気軽に入る店ではなさそうだ)、楽しみかたの詳細はちょっと予想できない。
しかし、ちょっと調べてみると脳波を使って遊ぶ玩具もすでに登場しているようだ。感情に応じて動くことで他人に気持ちが伝わるというのは、どうも複雑な気もするが、そこを逆手にとって楽しむのだろう。
気恥ずかしさに赤くなる若い男女を想像するとなんとも甘酸っぱい。
【参考・画像】
※ 脳波を感知して動く【動くうさ耳】! – PR TIMES
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※ 動くうさ耳プロモーションビデオ -YouTube
※ jagodka / PIXTA(ピクスタ)