セリエBでグリーンカード制度導入へ…フェアプレー精神の向上目指す
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2015年09月05日 17:20 サッカーキング
5日に開幕を迎えるセリエBでは、今シーズンからフェアプレー精神を称える「グリーンカード」が導入されることとなった。4日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など各メディアが報じている。
グリーンカードは、選手への警告を示すイエローカードやレッドカードとは対照的なもの。JFA(日本サッカー協会)はU−12以下の試合で積極的に活用することを奨励しており、けがをした選手への思いやり、意図していないファールをした際の謝罪や握手、ボールがタッチラインを割った時の自己申告、といったポジティブな行動をとった選手に提示される。
報道によればセリエBでは、ペナルティーエリア内でファールを犯したことを認める、シュミレーション行為を自己申告する、といったフェアプレーを対象に、試合後、主審や副審、第4審判らによって決定される模様。
セリエBのアンドレア・アボーディ会長はこの件に関して、「フェアプレーの向上のための刺激になればいいと思っている。信頼性、サッカー界の問題を解決するためのプロジェクトの一部だ」と説明すると、「注意しなければならないのは、普通のプレーでなく、本当に特別な行為が報いられるものでなければならない。選手がけがをした時にプレーを切ったからといってグリーンカードを受けることはない」と述べた。
なお、グリーンカードが導入されるのは第3節、もしくは第4節以降になると伝えられている。
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