さて、みなさんは最近本を読みましたか。それはどんな本でしたか。感想を語り合える相手はいますか。
「未知なものとの出会いを生み出し人生を豊かにする読書」を謳う読書会があります。猫町倶楽部というサロン。ちょっと素敵な名前ですよね。2006年に発足し、現在までに延べ約8600人が参加。読書会としては日本最大級の規模を誇ります。開催地は主に名古屋、東京、関西、金沢。参加している人は、年齢も職業もバラバラですが、20-30代が最も多いとのこと。
読書会の様子
猫町倶楽部では「アウトプット勉強会」「文学サロン月曜会」など、テーマの違う読書会を定期的に開催しています。
アウトプット勉強会で扱われるのは、主にビジネス書。読んで得た知識をきちんと実践に繋げるべく意見を交換し合い、仕事や社会生活をより良いものにしてゆくことを意義として掲げています。
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他に、仮面がドレスコードの「猫町UG(アンダーグラウンド)」では、谷崎潤一郎を課題図書として「18禁読書会」という企画も催されました。読書だけにとどまらず、映画の話をする「猫町倶楽部 シネマテーブル」、美術館やコンサートとコラボする「藝術部」といった分科会も存在します。
仮面がドレスコードの猫町UG
いずれの会も、参加するには、課題図書の読了(シネマテーブルの場合は課題映画の鑑賞)という、一定のハードルが設けられています。とはいえ、読書会自体は決して堅苦しいものではなく、実に和やか。代表の山本多津也さんは、その運営の秘訣をこう語ります。
「まずは孤立しないような工夫が大切。それでも孤立してしまう場合は、運営の中枢にいるものが自ら関わることで孤立を防ぐ」「毎回一定数の新規参加者を迎え入れる」「会の中にヒエラルキーを極力つくらない」
参加者が楽しめるような雰囲気作りが、運営側によってしっかりとなされているのです。
猫町倶楽部では、毎月数多くのイベントが開催されていますが、単なる「イベント開催団体」というわけではありません。出会いをその場限りのものにすることなく、メンバー同士が交流してゆくことを最も重視しています。
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読書会への参加申請は、猫町倶楽部のオフィシャルサイトやミクシィのコミュニティからすることができます。
読書会◆東京アウトプット勉強会
読書会◆アウトプット勉強会
読書会◆東京文学サロン月曜会
猫町倶楽部課外活動(東京)
読書はひとりでするものですが、ひとりでは得られないものもあります。同じ本を読んで、話すことで得られる気付き。読書の秋、感性を磨きながら、本と人と、極上の出会いを探してみませんか。(mixiニュース編集部)
■今後のイベント紹介詳しくは公式HP猫町倶楽部へ。
2015年10月4日(日)
【東京】猫町倶楽部の全てがわかる!初心者限定読書会【説明会付】
2015年9月19日(土)〜20(日)
【名古屋】【東京】カナザワ映画祭ツアー!
2015年11月23日(祝)
【とよたまちさとミライ塾2015】図書館を遊び尽くす新しい読書会
114万冊の蔵書から面白本を発掘する新しい読書会!